虫送り (角川ホラー文庫 50-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 54
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043407040

作品紹介・あらすじ

北海道、井戸無村。そこでは生物農薬として使っていたてんとう虫が異常繁殖を始め、川魚を集団で襲うという怪現象が起きていた。そしてこの現象に疑問を持った人間が次々と怪死を遂げる。一方札幌では、虫の死骸とともに木箱に入った女性の白骨が発見された。村に研究のために滞在していた文化人類学者の日下部が見た悲劇とは…。虫に憑かれた男の狂気が生み出す戦慄のバイオ・ホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 虫ホラー。生物学的考察で話が進んでいきますが、解決策は呪術的っていう都合のいい展開でした。黒い煙っぽいものが口や耳から出てきたり、何かが一瞬憑依しちゃったりみたいな描写にスティーブン・キングの影響を感じつつも到底及ばない圧倒的な世界観の矮小さに苦笑い。

  • 日下部、水野コンビ。
    テントウムシ、アリなどの虫が異常繁殖する。気持ち悪い話。
    事件解決は、ホラーならではの結末。

  • 20100901

  • グロです。映像化希望

  • 水野&日下部シリーズ

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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