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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043437016
感想・レビュー・書評
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戯曲。名も無い役者達が、頭の中で映像となって演じつづける。繊細で不思議な感じ。
自分的には『静物画』の方が好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
我が部活で台本として使っている戯曲です。
正直、最初読んだ時は、読後感の悪い本だなぁというのが第一印象でした。それどころか軽く吐き気ももよおしてしまった位。
言葉遣いはとても美しいと思います。それこそ硝子細工みたいに。でも、それだからこそ、繊細すぎるというか・・・割れてしまった時の破片の鋭利さ、薄く塗られた毒が、文章の中に見え隠れしているんです。って抽象的になりすぎましたが(笑、ようするに童話みたいなものです。綺麗な薔薇には棘があるっていう言葉を、体で表してる作品です。 -
台本を読んでいるような気分。
人間のはかないかんじ。
くだけたすいかの赤が思い浮かぶ。 -
戯曲なのにト書きが小説のように美しい。表題より「静物画」に惹かれて買った。
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読んだ中で一番好きな戯曲。死をテーマにしてるのがいい。