24000回の肘鉄 (角川文庫 う 12-31)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043444038

感想・レビュー・書評

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  • 女性向けの内田春菊さんのコミック。小気味良いような悪いような(笑)

  • 春菊さんの作品によく出てくるキャラクターの女性たちを、主人公のモテモテ男性、イトーさんを通して見ている作品。

    エピソードとしては思い当たることがあるかも!?
    同性として「イタタ」という点もあり、たぶん男性も「イタタ」と感じることがあるのでは?

    何年も前の作品だけど、読み返してみて良かったです。

  • 卑怯、だと思う、なんて。
    でもあたしも実は男脳で
    その時その時の本気を大事にしているから
    けっこうわかったりするのだ。てへ

  • 主人公の生活にほんの少しだけ近かったりするので、罪悪感を感じながら読みました。

  •  内田春菊なる「ものかき」(本人談)は、果たして男性脳なのか女性脳なのか? としたとき、明らかに女性脳なのだけど、こうした作品があるから混乱する。きっととても自分を客観的に見られる部分もあるのだと思う。この本もさいしょは主人公が男性なんだけど、そして何人もの女性と不倫しているのだけど、あとにいくにつれひとりの女性の心理がだれより細かく描かれ出す。この瞬間がじつは嫌いではないです。彼氏がいるのに、浮気相手からもらったプレゼントをわざと彼氏の目につくところに置いておき、バレると泣いて「だって嬉しかったから、どうしてもそばに置いちゃって」と女性ぶり、その作戦に失敗するとやはり彼氏のもとへ戻る。ワタシが男性目線なのかはわからないが、これは典型的な恋多き女性の行動パターンです。故に不快は感じない。このころの春菊は、そりゃ信者も増やすだろ、と納得できる作品を多く産んでいたよね。

  • はて?覚えてないや…印象が薄い。

  • ナマな恋愛。と言うと陳腐。

  • 友達に相談できない恋愛にはまった子のバイブル

  • 内田春菊の男に対しての肘鉄。
    スカッと爽快になるかと思いきや、「こういうこと、あるあるあるある〜」と気持ちが鬱に。でもさらっと読めてしまうのもまた内田春菊のテクニックだと思う。

  • やたらモテモテのイトーさん(既婚・子持ちの中年男)がいろんな女に翻弄される漫画。「男ってカワイイ」がキーワードだと思う(爆)イトーさんが朱実さんにハマったのには女のわたしもナットク。あんな人が恋敵じゃかなわねぇよ。

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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