ろくべえまってろよ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 204
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520039

作品紹介・あらすじ

犬のろくべえが穴に落ちてしまった。なんとかしてろくべえを助けなきゃ!一年生の子どもたちがみんなで考え出した「めいあん」とは?表題策「ろくべえ まってろよ」の他、天真爛漫な男の子・マコチンの生活を描いた「マコチン」、何でも同じになってしまうのが悩みのふたごの女の子の物語「ふたりはふたり」など、八編の童話を収録。子どもたちのみずみずしい感性がきらめく一冊。

感想・レビュー・書評

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  • いつもの鼻につく感じはやはりあるのだけど(私は灰谷氏の作品大好きですが、それとは別にもう彼の特徴として)、子供の声が実際に聞こえて来そうな、生き生きとした描き方はさすが。
    ろくべえ愛らしい。

  • 面白い

  • 穴に落ちたろくべえを救出するためにあれこれ考える一年生の話。

  • 小学生の頃、国語の授業でよんだよね?

    小学生は
    『てえーと走る』んだって(笑

    今だからこそ読んで、ハッとさせられることが多いんだと思う。

  • 鈴木陽さん所有
    →10/09/04 佐藤貴さんレンタル →11/08/21 返却

  • 短編が8つ
     おとなが子どもの位置まで目を下げて、子どもたちの生活を見る。
     大きな声で泣いて、怒って、騒いで、笑った。小さな世界が、再び目の前を横切っていく、という感じを甦らせてくれた。

  • 読んだのは小学2年生くらいか。
    教科書に載っていたのと同じタイトルだー、と思って手に取ったんだと思う。
    この後家にあった灰谷健次郎作品の読破に挑んで、他にも手を出して・・・。
    読書のきっかけになった本。

  • 子供の心にはもうもどれん!

  • 子供たちの優しさがわかる大人になりたい・・大人になってわかるのかもね。

  • ろくべえが穴ぼこに落ちちゃった。

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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