- Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043582037
作品紹介・あらすじ
私は、成功したビジネスの二番煎じに甘んじたりはしない。自分のアイデアを、自分のやり方で広めてみせるのだ。林青は、日本生まれの中国系女性。シリコンバレーでは、よく知られた起業家だ。なのに、日本では出資者が見つからない。莫大な利益をもたらす特許をにぎる青。その周囲に、忍び寄る陰謀の数々。熾烈な開発競争を制するのは誰なのか!?時代を走り抜ける起業家・青を描いた、爽快感あふれるエンタテインメントノベル。
感想・レビュー・書評
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IT系ベンチャービジネスの話。
画期的な検索エンジン「タコボール」を開発した中国系女性起業家アオ、運転資金が集まらず苦闘するが・・・。
ベンチャービジネスの世界が丁寧に書かれており、投資家の思惑、乗っ取りなどミステリ要素も充分。
ネット事情については、2002年刊行と15年前の話なので、さすがに古さを感じるが、「ネットスケープ」の名前は懐かしい。「Netscape」に刺激されビル・ゲイツが「 Internet Explorer」をリリースした話とか。
「タコボール」の検索システムは「google」がモデルただろうか。
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何と言いますか、ロマンがありますよね。
事業を立ち上げる人たちの気持ち、ギーグと言われる人の気持ち、
復讐心に取り込まれる人々。
それにカッコいい女性の世界をまたにかけた活躍。
読んだのはずいぶん前ですが、結構はまって読んだことを思い出します。 -
クロスカウンターがなかなかだったので、他の本にもトライ。
主人公の林青(リン・チン)が、
グーグルをモデルにしたと思われる検索システム「タコボール」を
日本、しいては世界に広げるべく奮闘する青春起業物語。
「ビルゲイツを振った女」という始まりが秀逸。
敵キャラの悪さ加減もなかなか。
450ページものボリュームだが、物語に吸い込まれるようにして
入って行けるので、あっという間に読み切ってしまった。
(まだ2冊目だけれども、)この人の本は面白いかも!? -
<作品紹介>
私は、成功したビジネスの二番煎じに甘んじたりはしない。自分のアイデアを、自分のやり方で広めてみせるのだ。林青は、日本生まれの中国系女性。シリコンバレーでは、よく知られた起業家だ。なのに、日本では出資者が見つからない。莫大な利益をもたらす特許をにぎる青。その周囲に、忍び寄る陰謀の数々。熾烈な開発競争を制するのは誰なのか!?時代を走り抜ける起業家・青を描いた、爽快感あふれるエンタテインメントノベル。 -
ベンチャーキャピタルのことがこの本でよくわかった。あんま記憶にないんだけど。企業家の話。
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06/02
タコボールの検索システムはgoogleのことかな?
話の展開にスピード感があり、いろんな手や策略を潜り抜ける。とても面白かった。