夜の果てまで (角川文庫 も 14-1)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1750
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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043743018

作品紹介・あらすじ

二年前の秋からつきあっていた女の子から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然暖簾をくぐったラーメン屋で、ひそかに「Mさん」と呼んでいる女性と遭遇した。彼女は、俊介がバイトをしている北大近くのコンビニに、いつも土曜日の夜十一時過ぎにやってきては、必ずチョコレートの「M&M」をひとつだけ万引きしていくのだった…。彼女の名前は涌井裕里子。俊介より一回りも年上だった-。ただひたむきに互いの人生に向き合う二人を描いた、感動の恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤正午が推薦していたので読んでみた
    失踪から7年で離婚成立 
    東京へ家出3ヶ月の生活が強烈
    北海道大学、札幌が舞台
    コンビニバイト、万引き、偶然ラーメン屋で再会
    精神病、失恋、就活、家庭教師、花火、小樽デート
    不登校、シンナー、サッカー、駆け落ち、スリ手伝い
    指名手配、ホステス、妊娠、鹿児島、男娼、再度駆け落ち

  • たまには恋愛小説でもと
    友達に選んでもらう。

    うーん、刺さるものが無さすぎてビックリ。
    (あくまでも私は)
    ただ、全てを捨ててでもこの人と居たい!
    と思い、実際に実行に移す行動力は凄いなぁと。
    身体の相性が相当良かったのかな、とゲスな事を考える。

  • 正直読んでて気分のいい話ではなかったな。ファンタジーとしても愚かさが表立ちすぎ。

  • 登場人物全ての思惑がよく理解できない。

  • 最後と最初がつながってる

  • タイトルの通りの小説だなぁと思った。
    読んだのは25年ぐらい前だったかなぁ。

  • ランダムに選んだ本だったけど当たりだった。ただ、何日かかけて読んだので最初のページの仕掛けなんかすっかり忘れてて最後の解説ページ読んで「あっ…」となる始末。読者失格。

  • 1990年 北海道を舞台に北海道大学に通う大学生と人妻の恋愛小説。

    何が人をこんな風に狂わせ溺れさせるのか…相手や周りの人の人生を破壊してしまうほどの魅力が何なのか考えさせられました。

    読むにつれて沈んだ気持ちになり、切なくやりきれない気持ちになりました。

    何よりも正太に幸せになってほしいと思いました。

  • どうもできないことがすごく分かるし、
    もどかしさがある。
    構成が良くて、最後まで読んで、ようやく解かれる感じが良くできてると思う

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著者プロフィール

一九五四年、東京生まれ。九〇年『ストリート・チルドレン』で野間文芸新人賞候補、九二年『サウダージ』で三島由紀夫賞候補。『ぴあ』の編集者を経て、九六年より作家専業。二〇〇四年に刊行された『夜の果てまで』は三十万部超のべストセラーとなる。著書に『残りの人生で、今日がいちばん若い日』(祥伝社文庫刊)、『いつの日も泉は湧いている』『蜜と唾』など多数。

「2020年 『焼け跡のハイヒール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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