- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043750016
感想・レビュー・書評
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こどもの頃帽子のゴムをかむと夏がやってきた―夏の風と一緒に空からやってくる大きな手。冷凍庫の中で海に憧れるチリメン。何万年も抱きあう天使―たくさんの色で描かれた手のひらにのるぐらいのちいさくて幸福な絵物語集。
なつかしい草のにおいがする、泣きたくなる日の25話。
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夏の風と一緒に空からやってくる大きな手。冷凍庫の中で海に憧れるチリメン。何万年も抱き合う天使──たくさんの色で描かれた手のひらに乗るぐらいの小さくて幸福な絵物語集。
独特な絵と世界観で綴られた物語には、時にユーモアにあふれ、時にきゅっと胸を締めつけられる切なさがあった。
何気ないことの中に潜む、大切なこと。大人になった今、そうした忘れがちな心をハッと思い出させてくれる、とても美しい物語集だと思った。 -
読んでいて落ち着く本です。
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ときどき読むとホッとする。
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なにも考えたくない時に読むと良いよ。前向きになることを強いられることなく、前向きになれるお話。各話ごとに変わる絵のタッチや、淡く柔らかな文章が小さい頃を思い出させてくれます。詩みたいなお話、どうぞ楽しんで。
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詩+マンガ+四季
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てのひら童話シリーズ全部好きです・・・
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大好きな大好きな本。
本当に宝物。
まさしく「てのひら童話」
短いお話の中に大切なことがギュッと詰まってる。
何度読んでもほっこりし、ちょっと泣けたり。
とにかく大好き。
これが3冊に共通する感想です。 -
思春期のとき手にとって
ぼんやりあったかいのにパシッと的を得る
お母さんに紹介したら「こういうの読んでいる子すき」と言われて
嬉しかったのでした
そのときの気分や持ち続けているもの
内緒にしておきたいものがたっぷり詰まっている
手をつないで歩く親友みたい