ライヴ (角川文庫 や 42-5)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043792078
作品紹介・あらすじ
感染したら死に至る奇病"ドゥーム・ウィルス"。日本にそれが蔓延するなか、あるはずのない特効薬が貰えると奇妙な噂がネットに広がる。感染した母親を持つ田村直人は、半信半疑で集会場所へ赴くが、特効薬はトライアスロンを完走しなければ貰えないという!スタート地点のお台場からテレビで生放送されるレース、残酷なトラップに脱落していく選手たち。愛する者を救うため、直人は最悪のデスレースを走りきれるのか。
感想・レビュー・書評
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初めて手にした山田氏の本です。
勢いがあってさーーっと読める風なのがイイです♪
キャラに感情移入は出来ませんでしたけど(ざっくりしすぎて;)、内容は面白かったです。
ただ、なんでこの大会を開催したのか、とか…いまいちよくわからず><
こういう内容だから、その辺は気にしたらあかんのだと思いますけどw -
珍しくハッピーエンドだった。
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「ライヴ」
人間の狂気、本心が詰まった本。
現代でもやりすぎなメディア報道がありますが
この本を読んで正義はどっちだったんだろう
と思いました。
メディアとは、視聴者とは。
ネットが進んだ今だから余計に怖く感じる作品です。 -
設定も描写も感情も何ひとつ、リアルじゃない。
小説だからリアルじゃないのはいいとしても、
何だろう…読んでると腹が立ってくるのは。
人間味も現実味もなかった。
理不尽な理由で自分を殺そうとしてくる人の
安否を気遣う、なんてことはできないと思うけどなぁ…。
人の人生を変えることをしているのにその要因になった事柄と
ここに至るまでのバックグラウンドが弱かったように思う。
全てにおいて浅はかで何も感じることができなかった。 -
中学生の時にめっちゃ読んでて楽しかった
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中学の頃は好きだった作家さん -
昔買った本を読み返し。1日で読み切った。なぜかドゥームウイルスとコロナウイルスを重ねて読んでしまった。なんだか読み終わりはスッキリしなかったけど、読み応えはあって世界観はあったかな。