- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043819010
感想・レビュー・書評
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子供時代から現在までの本との付き合い方。
家庭内のことが結構赤裸々に書かれており、今まで読んだ著作よりも重く感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が少女時代の記憶をたどりながら、本との関係について語ったエッセイです。
取り上げられている本は、高村光太郎の『千恵子抄』、林芙美子の『放浪記』、藤原道綱母の『蜻蛉日記』、パスカルの『パンセ』、サン=テグジュペリの『人間の土地』など、多くはありませんが、人生を歩むときにいつも傍らに本があった、著者の少女時代が描かれています。ただ、本好きの子どもの回想にしては、ちょっとさわやかすぎるような気がしてしまいます。私自身が、本を読むというよりも本に溺れるといったような、痛々しい子どもだったせいかもしれませんが。 -
【あらかわさんは実は知らない、本の匂いを】
本の匂いと言われてすぐにイメージできますか?あのなんとも言えない匂い。僕は焦げ茶の匂いと呼んでいる。若しくは熱くなった携帯電話の鉄っぽい匂い。僕はケータイでも本を読める人間だから。
読む少女というタイトルによるイメージよりも、もう少し年齢が高く、なんとなく違和感を覚える。
行間が広く一般的には読みやすいが、僕のリズムには合わなかった。 -
岸本さんのエッセイはすごく読みやすい。軽い読み物との言い方は良くないか。
乙一のすっきりしない感じの話やら有栖川さんの本格推理小説やらで疲れた頭にはやはり女性のエッセイが優しい。中山さんが一番のお気に入りなんだけど、五十冊を超えるコレクションは実家にあるのでしばらくおあずけ。
小説は男性のものが好き。エッセイは女性のものが好き。基本的には。 -
☆4.5 くらいの気持ちです。
終盤とてもおもしろく、共感するところが多かった。
サン・テグジュペリの『人間の土地』からの一文に出会えたことだけでも、この本を読んで良かったなと思います。 -
[0307]
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2007/08/25
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200612月1日読了かな。
エッセイ〜。
うーん。読み飛ばしたとこもアリ。
でも、殆ど読みやすかったな。 -
いまいちだった><