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- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043943661
作品紹介・あらすじ
かつて、沖縄の美ら海は血に染まっていた。1945年3月26日からおよそ90日間。非戦闘員であるはずの「ひめゆり学園」の320余名は日米両軍が激突する戦場へ動員され、13歳〜19歳までの227名が死亡した。"人間が人間でなくなっていく"戦場での体験を語り続ける宮城喜久子。記録映像を通じて沖縄戦の実相を伝えていく中村文子。2人のひめゆりの半生から沖縄線、そして"戦後日本と沖縄"の実態に大宅賞作家が迫る。
感想・レビュー・書評
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捨て石とされた沖縄本島での地上戦の凄惨さはだけではなく、戦後にも (そして今も) 続く沖縄とそれ以外の温度差を感じざるを得ない一冊。ただ、詰め込みすぎなのか、また特に第一章は話が前後することもあって何度も前ページを繰らねばならず、読むのに苦労した。
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ひめゆり学徒隊についての本というより、戦後沖縄が歩んできた歴史の本という感じ。
悪くはなかったし沖縄がとても大変だったことはわかる。
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