スノーフレーク (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.57
  • (29)
  • (56)
  • (69)
  • (13)
  • (2)
本棚登録 : 552
感想 : 63
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944309

作品紹介・あらすじ

亡くなってしまった大切な幼なじみの速人。だが6年後、高校卒業を控えた真乃は、彼とよく似た青年を見かける。本当は生きているのかもしれない。かすかな希望を胸に、速人の死に関する事件を調べ始めるが!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 同じ作家さんの本を続けて読むことはほとんどないのですが…
    (上下巻に分かれているものは別ですよ~)

    大崎さんの”The・青春!”小説です。
    ミステリーの要素もありつつ…
    楽しませてもらいました。

    桐谷美怜さん主演で映画化されているのですね。

  • すごくドキドキした。
    怖い話ではない(はず)。
    なのに、私の頭は勝手に「こうだったら怖い」という想像をしてしまう。
    読み終わってようやく安心。
    良かった‥。

    「切ない恋愛青春ミステリー」ということで、異論ありません。
    速人の謎にドキドキして、亮と勇麻の告白にドキドキして、もう大変。
    戸惑いながらも鮮やかに切り抜ける真乃に頭が下がる。

    スノーフレークという花がとても魅力的に描かれているのに全くイメージ出来なかった。
    花に詳しくないのがとても残念…。
    すぐに調べようと思う。

    • takanatsuさん
      まろんさん、コメントありがとうございます。
      まろんさんは函館の方なんですね!
      一度行っただけですが、素敵なところという印象が強いです♪
      ...
      まろんさん、コメントありがとうございます。
      まろんさんは函館の方なんですね!
      一度行っただけですが、素敵なところという印象が強いです♪

      検索してみました!
      ハードカバーの表紙の女の子はまたかなり雰囲気違うんですね。
      可愛いけど、確かに文章から想像する真乃とは一致しませんね。
      でも最初にハードカバーを読んでたら表紙のイメージで読み通してしまったかも‥(←弱い)
      2012/12/28
    • MOTOさん
      こんにちわ♪

      全く関係ない話で恐縮なんですが、以前ラルクが歌っていた『スノードロップ』と言う曲が好きで、
      私もその花を調べた事があります♪...
      こんにちわ♪

      全く関係ない話で恐縮なんですが、以前ラルクが歌っていた『スノードロップ』と言う曲が好きで、
      私もその花を調べた事があります♪
      (雪の雫みたいな可愛らしいお花でした。)

      スノーフレークも綺麗なネーミングなので、
      (どこが違うのかな?)と、興味津々で調べてみたのですが、
      いやぁ~♪こちらも雪の鈴みたいな可愛らしいお花でしたね!
      (グリーンのワンポイントが超キュ~ト^^♪)

      物語や歌が生まれてくるのが、よ~くわかる感じがしました。^^♪
      2012/12/29
    • takanatsuさん
      MOTOさん、コメントありがとうございます!
      「こちらも雪の鈴みたいな可愛らしいお花でしたね!」
      はい!本当に可愛いお花でした!
      名前...
      MOTOさん、コメントありがとうございます!
      「こちらも雪の鈴みたいな可愛らしいお花でしたね!」
      はい!本当に可愛いお花でした!
      名前も素敵ですよね。ぴったりだなと思います。
      ラルクの『スノードロップ』も聴いてみたくなりました♪
      探してみたいと思います!
      2012/12/30
  • ストーリーはしっかりしてると思うけど、終盤に起こる事件と速人の真相の種明かしについてツッコミどころはあるものの、話の運びや思春期ならではの気持ちの揺れ方はよく描かれたと思う。

  • まさかの結末にびっくり。
    途中はほんとにドキドキしながら読みました。
    あっという間に読むことができました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「まさかの結末」
      しまった、ネタバレってなってるに見ちゃった。。。
      大崎梢の作品では「配達あかずきん」を読もうと思っています。〆 sakuさ...
      「まさかの結末」
      しまった、ネタバレってなってるに見ちゃった。。。
      大崎梢の作品では「配達あかずきん」を読もうと思っています。〆 sakuさんは読まれましたか?
      2012/07/07
    • しおさん
      わたしはまだ読んでないんです(;´∀`)
      でも読んでみたいですね☆彡
      わたしはまだ読んでないんです(;´∀`)
      でも読んでみたいですね☆彡
      2012/12/26
  • 【函館に住む高校3年生の桜井真乃。東京の大学に進学が決まった彼女の前に、小学生のときに亡くなり、遺体が見つからないままの幼なじみ、速人によく似た青年が現れた。本当は、速人は生きているのかもしれない。かすかな希望を胸に、速人の死にまつわる事件を調べ始めた真乃だったけれど、彼女のもとに亡くなった彼のノートが届き―!?美しい冬の函館を舞台に描く、切ない恋愛青春ミステリー。 】

  • 希望を胸に一喜一憂しながらも、重たさから逃げられない。最後は爽快とまではいかないものの、きれいにまとまってると思う。

  • 表紙絵などから受ける、優しげな印象より、ずっとディープというのが大崎ミステリなのだが、今作もその通り。進学前にした少女が、幼い頃になくなった友人への思いに区切りを付ける的な話だと思っていると、彼の死因は一家心中、しかも死体が発見されなかった彼は実は生きていて、関係者に復讐を企んでるかも知れない……などときな臭いこととなる。終盤で明かされる一家心中の真相もエグいしね。それでも読後感などは表紙の印象からそんなにずれないのがミソ。

  • 小学生の頃に幼馴染の速人を一家心中でなくした真乃。でも速人の亡骸は発見されていないため、ずっと心の中で速人は生きているのではという思いを持ち続けたまま高校生になった。そんな真乃に寄り添う、同じく幼馴染の亨。
    速人を探し続ける真乃だが、速人の従兄の登場や、事故当時の関係者への聞き込みを通じて、真実へたどり着く。

    展開がわからず、気になってどんどんページを進めてしまう本。じっくり読んではいられなかった。

    ↓完全にネタバレ注意


    速人が同一性障害だったということや、従兄が事件を見てしまったというラストはには、驚くとともに、なるほどという感想。でもそれなら真乃と亨の関係は、もっと早くから進展していてもよかったのかなと思う。

  • * 謎を解きたくてどんどん読み進めてしまった

  • 函館に住む高校3年生の桜井真乃。小学生のときに亡くなった幼なじみ、速人によく似た青年が現れた。
    ミステリーとラブストーリーがうまく交差していた。終盤で事情が分かり『そういうことか』と。

全63件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大崎梢の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×