若冲 JAKUCHU ジャパノロジー・コレクション (角川ソフィア文庫)
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2016年4月23日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044001575
作品紹介・あらすじ
神の手をもつと言われる江戸時代中期の異能の画家、伊藤若冲。その卓越した細密画は多くの人を惹き付け、海外での評価も高い。大作『動植綵絵』は、日本美術史における花鳥画の最高傑作。ほかにも大人気の『菜蟲譜』や『百犬図』、二〇〇八年に発見された『象と鯨図屏風』など主要作品をオールカラーで掲載。彩色、木版、水墨と、多種多様な技法を駆使して描かれた絵を一点一点詳細に解説し、緻密な調査に基づいた人物像なども明らかにした、若冲ファン必携の書。『Kadokawa Art Selection 若冲 ――広がり続ける宇宙』を新装改訂。
感想・レビュー・書評
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理路整然とした説明を期待して買ったらエッセイだった.
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「新しい若冲観」ということばが頻発するが、そもそも前提となる若冲観を知らないわが身のにわかっぷである。
若冲について基本的なことを学んだうえで、発展的に学びたいときに読む本なんだろうか。
気になるのが、謙遜したいのか、権威をかさに着たいのか、成果を誇りたいのかポジショニングに悩んでいそうな箇所がいくつか。
若冲より著者の心の動きの方が面白そう。 -
江戸時代の異能の画家・若冲の人物像から歩み、代表的作品をフルカラー掲載と解説。作品論より作家そのものにフォーカスしている。もう少し作品についての論考があると良い。
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