江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く 諸九尼の生涯 (角川ソフィア文庫 M 105-1)
- 角川学芸出版 (2008年9月25日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044010058
感想・レビュー・書評
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「朧夜の底」で出会った有川諸九(波女)の句”朧夜の底を行くなり雁の声”から出発して、ここにたどり着いた。
世に名を残すパンチはないかもしれないが、ひとりの女性俳諧師としての足取りをしみじみと感じた。それは諸九の句に表われていると思う。
資料を丹念に解読してここまで昇華した著者・金丸敦子氏に瞠目。”もとの身のもとの所在や盆の月” 最後じわーっときた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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