- Amazon.co.jp ・本 (106ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044014018
作品紹介・あらすじ
附: 現代語訳
感想・レビュー・書評
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(1967.01.06読了)(1966.12.21購入)
内容紹介
親鸞上人の口伝といわれる本書は真宗秘蔵の聖教であり、人間親鸞の深刻な苦悩の体験と深い信仰告白が赤裸々に語られている。古来この書に触れることによって救いを得た人々は数えきれないほど多い。
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【展覧会】
法然上人800回忌・親鸞聖人750回忌
特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」
主催:NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
会期:2011年10月25日(火)~12月4日(日)
観覧料金:一般1500円
観覧日:2011年11月25日(金)
「この特別展は、法然(1133~1212)没後800回忌、親鸞(1173~1262)没後750回忌を機に、両宗派からの全面的な協力を得て、法然と親鸞ゆかりの名宝を一堂にあつめ、その全体像をご紹介する、史上初の展覧会です。国宝・重要文化財が半数を占める第一級の美術品およそ190件をとおして、二人の生き方やその魅力をご紹介します。」(ホームページより)
そのうち行こうと思っている間に、会期が終了に近づいてしまいました。
信仰心があるわけではないのですが、生まれ育った家の宗派が浄土真宗だったので、親鸞聖人には、馴染みがありますので、見ておきたかったのです。
展示は4つのコーナーに分かれています。
第1章、人と思想
第2章、伝記絵に見る生涯
第3章・1、法然をめぐる人々
第3章・2、親鸞をめぐる人々
第4章、信仰のひろがり
第1章、人と思想
法然と親鸞の御影(肖像画)、坐像、著作、二河白道図、等が展示されています。
掛け軸の御影は、鎌倉時代のものなのでくすんで細部がよく見えません。近づこうにもガラスが間にあるので、近づけません。
坐像は、御影をもとに作られたようです。よくできています。
親鸞聖人は、中村錦之助(萬屋錦之介)のような美形とはちょっと違うようです。
親鸞聖人の筆跡は、カタカナがちょっと癖字なのか、当時の独特の書き方なのか、文字の形があまり良いとは言えないようでした。
第2章、伝記絵に見る生涯
法然と親鸞の絵伝が多数展示されています。
鎌倉、室町時代のものが多いのですが、親鸞に関しては、江戸時代のものもあります。
巻物だけではなく、掛け軸のものもあります。掛け軸のものは、何段にも区切って、たくさんの事績が書き込まれています。
何が書いてあるのかは、伝記でも読んでみないとわかりません。
いずれ最期には、阿弥陀様が迎えに来てくれたようです。
第3章・1、法然をめぐる人々
阿弥陀如来立像、1212年、や弟子の坐像、等が展示されています。
第3章・2、親鸞をめぐる人々
親鸞の奥方、恵信尼の肖像画、弟子の坐像、弟子の系図、等が展示してあります。
「顕智坐像」1310年、はリアルで、しばしにらめっこをしてみました。眼光鋭く睨み返してきますので、負けてしまいました。
第4章、信仰のひろがり
浄土五祖図、善導大師像、阿弥陀三尊立像、聖徳太子像、等が展示してあります。
中国に浄土宗の開祖がいたようです。善導大師がその一人のようです。経を読むと口から阿弥陀様が飛びだしたとか。
☆関連図書(既読)
「歎異鈔」親鸞・梅原真隆、角川文庫、1954.10.05
「歎異抄」杉浦明平著、岩波書店、1983.10.18
「出家とその弟子」倉田百三著、角川文庫、1951.08.20
(2011年11月27日・記)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつか読みたいけど難しくて読めないまま放置しています。