- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044124038
感想・レビュー・書評
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第3巻。
少年院から出てきて自宅に戻った二葉君ですが、はじめの方は陰々滅々、なんだか気が滅入る話ばかりが続きます。後半になってちょっと動きが見られ、家出して清正君のところへ。いや、ちょっと大丈夫かコイツ。
まぁそういう演出だからしょうがないとは言え、何とかせいよ、ホントに。ちょっとイライラしますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少年院から出て家族の元に戻った状態。親が最も子供の状態をわかってないと描かれる。もっともある意味よくある話なのかなぁ、と。それでも逃げ出すところがあり、逃げ出すことができるのは良かったかも。しかし竜とはどうなるのか
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竜一と離れ離れになってしまった二葉が、自分の痛みと向き合う話。世界を認識できなくなってしまった二葉はとても見ていられないくらい痛々しい。しかし彼をそこまでさせたのも竜一への愛ならば、そこから彼を前へ突き動かしたのも竜一への愛だった。清正とも再会して前進かと思いきや、忘れろとは…‼︎ 清正の言いたいこともわかるけども…。
それにしても勇介がそれらしい何かを言っても、もうすこしも心が動かされなくなってしまったのは、悲しいことなんだろうなあ。2巻がなければ考えられなかったことだ。 -
二葉、少年院を出て帰宅するが、家に居場所がなくリストカットをくりかえす。精神病院へ入れられそうになって友人宅に避難する。
結局、二葉は家族から離れないとまともに暮らすことができない。痛々しい・・・。 -
読んでてざっくり刺さってきます。切ない。話したいんだけど上手く言えなくて結局黙っちゃうっていうのはなんとなく共感。
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「BANANA FISH」の吉田 秋生さんのイラストでした。