機動戦艦ナデシコルリAからBへの物語 (角川スニーカー文庫 93-3)
- KADOKAWA (1999年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044193034
作品紹介・あらすじ
地球と木連との戦争が終結を迎えようとしていた頃、アキトやユリカたちナデシコのクルーは艦を離れて自分たちのそれぞれの進むべき道を模索していた。だが唯ひとり天涯孤独のルリだけが行き先が決まっていなかった。引き取り手が見つからないのではない。あまりに希望者が多くて決まらないのだ…。ホシノ・ルリがナデシコA艦を離れ、B艦の艦長になるまでの、TVと映画の「ナデシコ」をつなぐ「空白の3年間」を完全小説化。
感想・レビュー・書評
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TVアニメ版と劇場版の間、所謂空白の3年間をつなぐ小説版「機動戦艦ナデシコ」。
同じ時期を取り扱ったものにセガ・サターンのゲーム版があるが、オリジナルキャラなど独自要素もあったりのあちらに比べると、小説版は取材を受けた佐藤竜雄監督の名前も作者としてクレジットされた、文句無しの正統中継ぎ。
否定的意見も多かった劇場版の如きハードな展開は皆無の上、ナデシコクルーはイズミ以外ほぼ全員登場、内容もアニメ版に準じたコミカルなものに。
それにしてもジュン……自分がメインの話ですら、とことん損な役回り。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ナデシコ大好き!
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急に自分の中に到来したナデシコブーム。
それを満たすために読んだ。
TVシリーズと劇場版の空白の3年間を埋める作品。
ザクっとした感じで感想を。
ミナトさんは、いい女だと思っていたけど、ユキナへの移住の際の愛情でますます惚れました。
フクベ提督復活には驚いたなぁ、ユキナにハッパをかけるためだけに復活って(笑)
その後の結婚のドタバタはナデシコだなぁ~と
そんな日常が「いつまでも続けばいいと思う」アキトには胸が痛んだ
リョーコとエレナの女の友情の芽生えは少し驚いた
合わない二人だと思ってたから、アキトを介して繋がるとはなぁ
ルリルリ、いい娘に育ったなぁ
自分の居場所を掴み取る姿は涙だよ。
アキトとユリカとルリは、また一緒になるべき!!
劇場版の続きが気になるよなぁ
去ってしまったアキトを、ユリカとルリが追い続けてるんだろうなぁ~
ま、二人から逃げられるとは思えないから・・・(笑) -
4044193037 254p 2002・6・5 8版