蒼い湖水(みず)―キターブ・アルサール (角川ビーンズ文庫 13-2)
- KADOKAWA (2002年4月1日発売)
本棚登録 : 80人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044459024
作品紹介・あらすじ
「"青い水"を統べるのは、領主となるべきお前だ。アルセス」故郷を追われ同胞"風の民"のもとに身を寄せること二年。亡きエラーン領主の息子・アルセスは、先の戦乱で生き別れた兄ファランの消息を掴み、ついに念願の再会を果たす。だが"月の君"とその美貌を謳われた異母兄の左目は、二年前に受けた傷がもとで、すでに光を失っていた…。沙と湖水の織りなすヒロイック・ロマン。
感想・レビュー・書評
-
2巻目。
風の部族と生きてきたアルセスの元に行方不明となっていた兄からの知らせが入り、物語が急展開。
伏線わかりやすいのがあり、当たっていて嬉しく思いました。
続きも読みます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キターブ・アルサール2巻。アルセスの兄、ファラン登場です。ここら辺から私はむしろ、アルセスたちの故国エラーンを占領した敵国ディラムの領主の息子であるサイード側の話に夢中でした。サイードが好きすぎて困る。もうサイードとアイシア(アルセスの姉で今は敵国の捕虜)を全力で応援した。私は冷遇されている状況に耐えうる精神の強さと性格に惚れがちです。
全4件中 1 - 4件を表示