- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044459086
作品紹介・あらすじ
風の民と呼ばれるアル・シャマル族。族長を決めるための「次代候補」であるジェナーは、同じ次代候補で従兄のカウスが、自分より優秀なことに引け目を感じていた。しかもジェナーの想い人、舞姫イリヤがカウスのことを好きらしいのだが、彼には放浪癖と女性に興味がないという問題があった。幼い頃「あるもの」に魅入られ、とらわれたという秘密がカウスにはあるようなのだが…。
感想・レビュー・書評
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本編で万能すぎて何かあるだろうと思っていたカウスの番外編。
ちょっと違ったけれどおおよそは思っていた通りでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キターブ・アルサール外伝。次代候補であるジェナーは、同じ次代候補のカウスと比べられてばかりで引け目を感じる日々。カウスが結婚せず、時折ふらふら出歩く放浪癖の理由は何なのか。憧れのイリヤがカウスのことを好きらしいと知ったジェナーは
この世界観が好きでした。もっと読みたかったなぁ。
カウスと比べるとジェナーが子ども過ぎて、うじうじしててちょっとイライラしちゃいました。気持ちはわかるけど。そのせいか、どっしりしてて落ち着いてるカウスが素敵に思えました。ラストはハッピーエンドでいいんですけど、イリヤが積極的過ぎて強引な感じもしたりしなかったり…。 -
キターブ・アルサール5巻。こちらは風の民と呼ばれるアル・シャマル族の外伝です。ジェナーとカウスとイリヤのお話。一途なイリヤの強さは無茶苦茶カッコよいです。押しの強いお姉さまで素敵。
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キターブ・アルサール外伝
なんだか謎の人だったあの人が主役(笑)