白と黒のバイレ 踊れ、終演のカンテと共に (角川ビーンズ文庫 44-19)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044497194
作品紹介・あらすじ
若返りの呪いをかけられたブランカ姫は、解呪の鍵である"魔王"マルディシオンの身体を操り、妹姫レオノーラを奪取した魔物ペルドゥラルを北へ追いつめていた。だが、最後の決戦に臨むブランカ一行を待ち受けていたのは、過酷な選択で…!?「わたしを愛さなくても構わぬ」「俺以外の男にお前を守らせてたまるか…」"魔王"と護衛騎士セロ、ブランカ姫をめぐる至高の三角関係の行方は!?運命と踊るシリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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面白かった。
ブランカの王家の姫としての矜持はすごく立派。
作者が何を伝えたかったのか、ダイレクトに伝わり、いい作品だと思う。
個人的にセロとブランカの身分差の恋愛もすごく丁寧にかかれていて好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
完結してしまいました。
終わり方はいいんですが、もう少しサービスシーンが欲しい・・・。 -
三部作ということで、すっきりとまとまったお話でした。
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シリーズ第3冊目。なんだか今回で完結っぽい気がするけど、来月も本が出るみたいなのでまだ終わってないって事なんかな?
と思ってたら4冊目は短編集でした。 -
完結編
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全3巻完結。
ハッピーエンドだけど何だか切ない。
セロとブランカの、好き合っているけど許されない恋の関係は、どうなるのか不安でした。
セロとの歳の差に悩むブランカが可愛いな~と。
レオノーラたちも、本人にとっては幸せな結末だったのだろうけど、ちょっと悲しい。
このシリーズは挿絵の差込方が独特で小説なのに映像的に惹き寄せられるものを感じられた。
読了2010/08/24 -
なんと、シリーズ完結です。
そして、すごーく面白かった!
大満足の完結編でした。
ブランカと、セロ、リリアナ、魔王マルディシオンを軸に、
あまり登場人物を増やさず、
1~2巻ではロベルトとアウグスト、
2~3巻ではレオノーラとベルドゥラルだけにしたので、
とてもすっきりと、
でも要所要所はドラマチックに盛り上がったと思う。
リリアナの婚約者のトマスや、
マルディシオンの魔物ガトーなど、
脇キャラもいい味が出てたし。
最後の最後まで筋を通したからこその結末に拍手!
そうだよね。
自分の人生から逃げちゃ、その先の道は開けないんだよ。