酷い男に愛されて (角川ルビー文庫 103-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044505028

作品紹介・あらすじ

「二度と俺以外の男とSEXできなくしてやるよ」最愛の弟を他人に取られ、苛つく気持ちを隠せずにいる津久見周。そんな時、訪れたバーで新進気鋭のデザイナー・須藤と意気投合する。一夜限りの相手と割り切って彼の誘いにのった周だが、強烈なまでの快楽と熱を与えられた後日、須藤が弟と繋がりを持つ男だとわかり!?「君を手に入れるためなら手段は選ばない。俺がどれだけ酷い男か、わかっていたはずだろう?」それは、逃れられない甘い罠。この腕だけは拒めない-シークレット・ラブロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 悪い男に愛されて
    酷い男に愛されて
    狡い男に愛されて

  • 周は可愛かったけど……冷静に考えれば、女の敵だと思う(今回の場合はどっちもどっちでしたけど)。

  • あらすじ:「二度と俺以外の男とSEXできなくしてやるよ」最愛の弟を他人に取られ、苛つく気持ちを隠せずにいる津久見周。そんな時、訪れたバーで新進気鋭のデザイナー・須藤と意気投合する。一夜限りの相手と割り切って彼の誘いにのった周だが、強烈なまでの快楽と熱を与えられた後日、須藤が弟と繋がりを持つ男だとわかり!?「君を手に入れるためなら手段は選ばない。俺がどれだけ酷い男か、わかっていたはずだろう?」それは、逃れられない甘い罠。この腕だけは拒めない―シークレット・ラブロマンス。

  • 前作「悪い男に愛されて」の脇キャラのカップリングです。
    前作よりこっちの方がよかったんですが、前作同様、一服盛られてエロモード突入でございます。

  • デザイナー(元モデル)×証券マン
    ※刑事・司法モノじゃないですが…悪い〜・狡い男〜リンク作。
    悪い男にも出てきます…受け同士が兄弟です。攻め同志は友人です。

  • ●感想●</br>
    証券マンの32歳の受・津久見周×元モデルのデザイナー29歳の攻・須藤。</br>
    須藤の方が年下ってことにビックリ!?イラストの須藤が前作からもう大好きで</br>
    周が受ってのも・・・前作のイメージだと私の中では攻だったので。あ〜でも、佐伯ともしてる・・・ってことはそうなのかぁ〜。</br>
    時々、登場する前作<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4044505012&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">悪い男に愛されて</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4044505012" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />の主人公の二人もお幸せのようで・・・。
    <blockquote>「−−須藤」</br>
    「一度で終わりだなんて、そんな悠長なこと、許されると思ってるのか?」</br>
    残虐なまでに艶めいた笑顔に、周はぞくりとした。</br>
    「女も、弟も、それから子どもも忘れさせてやる。それから、二度と、俺以外の男とのセックスしたくなくなるようにしてやるよ・・・」</br>
    逃れられない甘い罠−−蜘蛛の巣にかかり、羽をばたつかせる蝶の姿を頭に描きながら、濃厚なキスに応じた。</blockquote>
    最初は、須藤の行動に裏があるんじゃないかと疑ってました。酷い男、って設定だし。あまりに好き好き光線が出てて、そのうち「本気か!?」って。どこが酷いんだろう、って。結局、酷いのは周だったのね・・・、予想通り。
    <blockquote>「円はひどいな」</br>
    ぽつりと呟く。これまで堪えていた気持ちが、言葉となってこぼれ落ちてくる。</br>
    「どうして」</br>
    「僕はこんなにも円のことを愛しているのに、円は僕のことを愛してくれない」</br>
    掴まれていた手を振り払い、自分の膝の上に置く。</br>
    「嘘ばっかり」</br>
    しかし円は、周のその言葉を冗談として受け止めたようだ。</br>
    「兄さんは僕なんかよりも、愛してくれる人がたくさんいるじゃないか」</br>
    「僕は円がそばにいてくれるのなら、他に何もいらない」</br>
    「兄さん・・・?」</br>
    「本当だよ。円がずっとそばにいてくれると約束してくれるのなら、子供だっていらない」</br>
    円の顔を見て、本当の自分の気持ちが見えてくる。</br>
    子供を引き取っても、円にはならない。自分がどれだけ愛しても円は自分のものにはならない。佐伯のものになっても、かつてと変わらぬ笑顔を向けてくれる、優しくて、愛しい弟。</br>
    何があっても、絶対に自分の味方だったはずの存在−−でももう、そんな円はいない。</blockquote>
    酷い男は・・・やっぱり周の方でしょうね。須藤は割と最初の頃から感情が出てましたから、佐伯と一緒で墜とす為に手段を選ばないだけで。たとえ、それが再び薬だったとしてもですねえ〜。周は人を愛する、ってこと自体が解らないんでしょう。感情が欠落してる、円意外に対しては。だからこそ、感情がモロに現れた円との食事の様子を見て須藤がキレちゃたのでしょう。</br>前作で円の背中を周が押したように、今回は円が周を後押します。そして、やっぱりラストで酷い男・須藤が可愛い男になっちゃうんですよ〜。普段スタイリッシュでクールな男がボロボロにヘタル姿は可愛い。思えば、蜘蛛の巣にかかったのは須藤の方なんじゃ・・・。</br>
    でもこの兄弟、佐伯・須藤の悪い男と狡い男コンビに墜とされなかったら相思相愛だったんですよね・・・一応。</br>
    エピローグではパスポート持参の須藤に「計画的だろ、お前!」って、突っ込み入れましたよ</br>
    次作<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4044505039&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">狡い男に愛されて</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4044505039" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> の主人公が謎なんですが、4人とどう絡んでくるのか楽しみです。弁護士・・・ってことは佐伯絡みか。</br>

    ●あらすじ●</br>
    「二度と俺以外の男とSEXできないくしてやるよ」最愛の弟を他人に取られ、苛つく気持ちを隠せずにいる津久見周。そんな時、訪れたバーで新進気鋭のデザイナー・須藤と意気投合する。一夜限りの相手と割り切って彼の誘いにのった周だが、強烈なまでの快感と熱を与えられた後日、須藤が弟と繋がりを持つ男だとわかり!?「君を手に入れるためなら手段は選ばない。俺がどれだけ酷い男か、わかっていたはずだろう?」それは、逃げられない甘い罠。この腕だけは拒めない−−シークレットラブロマンス!</br>

    ●シリーズ刊●</br>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4044505012&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">悪い男に愛されて</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4044505012" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4044505039&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">狡い男に愛されて</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4044505039" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

  • 恋に翻弄される「酷い男」は、実は可愛い男でした〜。好きな1冊になりました。

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