サイバーナイト: ドキュメント戦士たちの肖像 (角川スニーカー文庫 601-3)

  • KADOKAWA
3.78
  • (2)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044601034

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やまもとひ山本弘の訃報を承けて読み返したくなった。

    それはいいのだけれど、とっくのとうに手元にないので(ないと思う…)図書館で借りてきた。

    設定資料集というかPCエンジン・ゲームの設定集というか前段の話というか。後書きで著者が「上手く定義できないのです」と書いているように独特な体裁のライトノベル(なんて言葉はまだなかったけれど)。

    ガキんちょの頃の自分は合間に挟まれたSF的な解説・能書きに興奮したものだったな。
    なかでも「チューリングテスト」をこの本で知ったし、AIのニュースを見聞きする度に思い出すくらいに深く印象に残っている。

    試しにBardに「初めてのキスの味は?」「雨に濡れたらどんな感じ?」って尋ねたら「大規模な言語モデルとして、私は人間と同じように感情や感覚を経験することができません」との返答。
    「雨に濡れたら気持ちよくて心があらわれるよう!」って答える方が2024年のチューリングテストでは人間ぽいとされるかもね。

  • 表紙の絵はコンパイルって書いてある。
     モキュメンタリーでもないのかこの形式は。でもモキュメンタリーとか言っとけ的な。
     既にこの辺で、いはゆるニセ科学、トンデモ批判が出てゐる。あくまで批判であり、茶化すとは違ふわけであるが。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

元神戸大学教授

「2023年 『民事訴訟法〔第4版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本弘の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×