留学しないで「英語の頭」をつくる方法

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
3.66
  • (10)
  • (12)
  • (19)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 154
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046002204

作品紹介・あらすじ

「訳さず」読める。「そのまま」聞ける。日本の公立小中学校に通っている長男(中2)、長女(小6)、次女(小3)をバイリンガルに育てた著者が教える!英語を「訳さない」学習メソッド。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ①耳をつくる(英語からイメージつくる)
    3~5時間毎日英語で生活する(日本語を頭から締め出す)
    ②単語量を増やす
    ③イディオム・文章を暗記する

  • 人生が変わった。
    久しぶりのこの感覚。
    半端ない気付きを頂いた。


    「頭の中にイメージを浮かべる」
    例えば読書をしている時など、
    頭の中の「イメージ」で状況などを浮かべる。

    活字の単語単語を追って理解しようとすると、理解しにくい。
    何故なら、枝葉ばかり見て全体像が見えににくくなるから。


    【「伝える事」と「受け取る事」の能力は違う。 】
    「伝える」とは、自分の頭の中のイメージを言語化する作業をし、相手の頭の中のイメージとして投影する。
    「受け取る」とは、相手が話した言語を自分の頭の中でイメージして理解するという事。


    イメージ記憶は大量の情報を一気に格納でき、記憶に残りやすい。


    日本語の頭の外側に英語の頭の格納庫を作る。
    どうしても英語と日本語を結びつけたくてもグッと我慢する。

    絵を描き、その絵ともう一つの絵、その一つの絵、と絵を重ね合わせていく。

  • もう少し早く読んでおきたかった。
    英語は日本語を一度かませるのではなく、直接英語が意味するイメージを理解し、考え方そのものもをシフトしていく、という内容。
    Howについても細かく記載されている。

  • イメージ

  • ”英語の頭”を作る方法がひたすら詳細に述べられる。
    確かに納得できる英語学習論ではあるが、まず細かすぎる。あまりに詳細でひんくつ、しかも膨大な時間がかかる。
    リーディングだけで1500時間!1日1時間でも3年かかる!しかも聞き流しはダメ。
    全ては目標、到達点の違いでこの作者は英語圏の人とディベート出来るまでを目標にしているので、ちょっと海外旅行の時に意志が疎通出来たらいいな、なんて軟弱な英語学習者ははなからはじかれてしまう。
    そのため、この方法以外はありえない、英語と日本語の混在(スピードラーニングみたいなやつ)、海外留学、英会話教室、オンラインでの勉強・・・etc、全否定!
    まあ、これだけやれば話せるようになるだろうな、って気もするがハードルが高すぎてパスっ!

  • 英語は英語として学ぶこと。
    日本語を考えず、イメージやフレーズで覚える。

    step1 子どもの英々辞書で単語学習。イメージと英語を結びつける
    おすすめ:Collins Junior Dictionary

    step2:イメージだけをみて、英単語を言う

    step3:スペルを見て、イメージを浮かべる

  • 大学生のうちに一度は経験したいことのひとつに、「留学」を挙げる人も多いのではないでしょうか。本書では留学せずに英語力を上達させる方法が書いてありますが、留学準備としての英語勉強法の参考にもなる本です。英語が苦手と感じている人は、是非読んでみてください。
    (生命工学科 B4)

    英語に接するとき、英語→日本語、日本語→英語に訳してしまいがちです。この本では英語を英語で理解する方法を紹介しています。言葉をイメージで理解する、英和辞典・和英辞典を使用せず英英辞典を使用するなど、英語脳を開発するのに役立つ方法が具体的に提示されています。今までの方法でなかなか上達しない人(自戒をこめてですが)、一読する価値があると思います。

  • 日本人が英語を話せないのは勉強方法が悪いから。著者は3人の子供をバイリンガルに育てた経験があり、本書はその学習メソッドが紹介されている。

    ゴールは英語を訳さずイメージで捉えることと理解したが、その道のりは容易ではなさそう。やはり英語を身につけるのに楽な方法はないのか・・・。

  • かなりためになった。とにかく日本語は英語から切り離して考えること。日本語は意識的に考えないようにする。

    英語を訳さずに理解するには、見た・聴いた瞬間にその単語あるいは文章の表すことを頭の中にイメージをする。英語の思考回路を日本語の思考回路の外に作る。赤ちゃんの母語の習得過程を踏襲して、聞いて話して読んで書く。イメージ(映像)で記憶。文法気にするな。日本語との対応や和訳を止めて英英辞典。イメージを見たら英語で言ってみる。
    9000時間リスニングを目指してとにかくナチュラルスピードのネイティブ英会話教材・ドラマを聴きまくる。これは今既に実践している洋書のaudible聴きを継続するのは間違っていないと自信になった。ディクテーションはどの英語教材でも95%書き取れるようになったら終わりでOK。Comprehensive listeningではあえてゆっくりな英語を聴いてリアルタイムにイメージで理解を努める。1人でいる時はセルフトーキングで脳内留学。

  • この本に書かれていることを実践すると、売られている英語教材がほぼNGになる。かなり良い方法だと感じたので、自分はこれを信じてみたい。

    自分ができないのは、リスニングとスピーキング。赤ちゃんが何年も毎日ひたすら英語を聞いて覚えていくのに、自分はほとんどリスニングしないで短期間で英語を覚えようとしているなんて、たしかにおかしな話だなと思えた。
    日本語を経由しているから、聞くのも話すのも遅くなる。英語は英語で理解するべき。自分は頭で考えてない日本語を適当に口から出すのが得意だから、それと同じことを英語でできれば良いんだ、とか思った(?

    この本を読んで始めたこと
    ・英語学習中の日本語シャットアウト
    ・日本語経由なしで頭から直接英語を話す

    これからすること
    ・同じものをひたすら繰り返しリスニング

全16件中 1 - 10件を表示

齋藤兼司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×