孫正義がなぜここまでの成功に至ったのかを、元ソフトバンク社長室長である三木信雄さんが書き記している。
孫正義さんが努力してきたのは、とにかく仕事に対する思いが強かったから。
そして、失敗を繰り返してきたからだと話している。例えの表現で、印象にあるのは、「鮭のように卵を何千個産んでも、大人になる鮭は数匹だ。」という比喩表現に成功するのは数を打ってからごく僅かだということに納得してしまう。そして、いかに失敗する数を増やすかが、キーになる。
僕自身、計画するというものは、個人的にあまり得意としていないし、苦手な部分ではあるが、孫正義さんの事業計画書通りにSoftbankは軌道に乗ったと書いてあり、驚愕した。
「300年分の事業計画をエクセルシートに書いていったら、巻物のように長いものとなってしまった」と書いている。「計画はお守り」という言葉は、まさにそうで、これがあれば成功するというものを作っていたからなんだなと感じる。
僕自身も、事業を始めることになるので、早速取り組んでみることにする。そして、失敗経験をどれほどできるのかを楽しみながら挑戦しようと思えた。
個人的にとても読みやすい言葉遣いの文章で、すぐにでもサラッと読める。