7人の主君を渡り歩いた男 藤堂高虎という生き方

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046014641

作品紹介・あらすじ

生涯に主君を7度も替えたと言われながらも、徳川家康の絶大な信頼を得た藤堂高虎。なぜ裏切り者と蔑まれなかったのか? その生き方から、勇気をもって生きることの覚悟を学ぶ、現代人へのメッセージがこもる1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 私の1番好きな戦国武将、藤堂高虎。
    きっかけは息子の中学の時の自由研究で藤堂高虎の築城調べに付き合い、藤堂高虎が築城したり縄張りした伊賀上野城、津城、宇和島城、今治城、丹波篠山城を巡っているうちにすっかり魅了されました。

    同時代の戦国武将たちからは「ゴマすり大名」と陰口を叩かれ、馬鹿にされ、後世の人々たちからも「卑怯者」「世渡り上手」などと酷評されているけれど、本当にそうなのかな。
    もし本当にただのズルいゴマすりだったら、これだけ何人もの主君に求められ、認められ、信頼されることはなかったと思います。

    華々しくはないけれど、失敗から学び、努力し、我慢し、根気強く道を切り開いて行く姿に心打たれます。
    大河ドラマでやってほしいな。

    藤堂高虎築城のお城はどれも石垣が素晴らしく美しいです。

  • 7回も主君を変えたことで悪く言えば、世渡り上手、ゴマすり大名といったマイナスイメージで評価されることの多い藤堂高虎。彼の生き方を現代のサラリーマンの生き方に重ね合わせることで、違った視点を導き出そうと試みる。

  • ネタが尽きたらこの人も大河ドラマに出てきそう。
    羽柴秀長という上司が高虎を成長させたともいえる。

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著者プロフィール

小説家。著書『白磁の人』『一葉の雲』『凍てる指』など多数。

「2018年 『満州ラプソディ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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