「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046043450

感想・レビュー・書評

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  • コンピューターのキャッシュメモリは、最近使われたことが最も少ないもの(Least Recently Used: LRU)を捨て、使用したデータを先頭に戻す(Move to Front: MTF)。超整理法で紹介した押し出しファイリング法と同じで、図書館で本を書庫に移すルールもLRUと同じ。

    Gmailの送信履歴を検索アーカイブとして利用する。Google Documentなどを利用し、データをクラウドに保存すれば、どこからでもアクセスできる。検索用キーワードを設定し、そのリストを記録・管理する。

    音声認識を利用して、文章を入力する。

    実際に確認して、Googleレンズの文字認識は十分な実用レベルに達していることがわかった。外国語の翻訳も可能。

  • 面白いけど難しい。難しいけど理解したくなる、と思わせる。この先生の本は。いつも。

  • いろいろな情報管理アプリを試して結果行きついたノウハウではないので、自分でアプリを探してきて既に活用している人にとっては役に立たないと感じた。

  • この本を読んだ期を境に、身近にAI、テクノロジーを活用するようになった。

    画像検索(Googleレンズ)、音声入力
    を中心に活用し、圧倒的に手間や時間をかけることなく、生産性を高められた。

  • AI時代に合わせた「超」整理法の改定版。重要なところは、入力音声入力を利用した、アイデアメモの取り方と原稿の執筆。これにより最初の難関=書き始めることを、クリアできるという。基本的な哲学は、情報は捨てるな、何でも保存して、検索しろである。理論的な裏付けをもった、原則ある技術。

  • グーグルレンズ最高をうたった本。使い方考えるの楽しいよね。

  • メールなどのデータ入手するたびに削除など逐次分類するのは大変なので、自動化やタグなどを用いて一括で管理しましょうという内容。AI(の用いられているアプリを利用した)整理方法のことだったんですね。もっと積極的にAIへ寄っていくものと勝手に考えていたので、すこし残念。

  • 著者の過去の著作で語られている部分は割愛し、本著で追加されている差分のうちで自分にとって役立ちそうな部分だけまとめる。

    本著のキーフレーズは、AI技術の進歩によって「超」整理法をさらに進化させる、ということである。
    一つは、音声によるテキスト入力が実用レベルになったので、書類を保存する際にメタデータとして付与する検索キーワードを指定したり、検索時に検索したいキーワードを指定したりするのに音声で済むようになったこと。
    もう一つは、画像からのテキスト認識が同様に実用レベルになったので、文字情報が乗った物をカメラで撮影してそこからテキスト情報を抽出できるようになったこと。
    実は、両方とも自分はやってはいたのだが、体系立ててはいなかった。

    また、従来から著者が提唱していた「整理のための分類はしないで一つの場所に保存して要る時に検索機能で探せばいい」というのは変わっていない。
    画像の形での保存が増えることに伴い、「捨てていいものを分別するための労力をかけるくらいなら、全部捨てずに取っておくほうがいい」も加わっている。

    ちなみに、自分にとって本書のキモは第3章と、その前提となるAI技術の解説とも言える第1章だった。
    第2章は従来からの「超」整理法のおさらい、第4章〜第9章はAI技術を整理法以外で応用する話、である。

  • 面白かったのは、音声入力の仕方について。
    音声入力でブログを書く人には実際の流れなど書いてあって、わかりやすいかも。

    いらないものは捨てましょう、と言う考えを捨てましょうと言う発想の転換はおもしろい。

  • 2020年Kindle Unlimited3冊目
    Googleアプリを駆使する方法。知の巨匠の真似から入るのはいい

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2017年9月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10

「2023年 『「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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