寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046046789

作品紹介・あらすじ

地味な文具メーカーなのに、フォロワー数36万人!
キングジム公式ツイッター担当者が、運営にまつわるエピソードをぜんぶ語る!
ノウハウなし、予算ゼロ、担当は1人……。あらゆる逆境を乗り越えながら、いかにして人気アカウントにまで育て上げたのか。
誰も教えてくれなかった、「広報としてのSNS」がわかる本、爆誕。

目次
【序章 ~キングジム公式アカウント、いざ出航~】
社長が放った「鶴の一声」と「亀の一言」
【第1章 ~キングジムを好きになってほしい~】
「中の人」として最初に考えたこと
【第2章 ~フォロワーと深くつながりたい~】
こんにちは、「近所のキングジムさん」です
【第3章 ~アカウントに「人格」が生まれた~】
「キングジムさん」が「姉さん」になったワケ
【第4章 ~PR担当者としての矜持~】
「広報×ツイッター」、二足のわらじの相乗効果
【第5章 ~想像もできない世界が待っていた~】
企業の垣根を越えた「つながり」

感想・レビュー・書評

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  • 「共感で広がる公式Twitterの世界 東急ハンズ流企業アカウントの育てかた」レビューからこの本を知る。
    所謂ビジネス本のようなレイアウト、構成だからかサクサク読めた。
    ハンズの本は後発だからか、かなりノウハウ本的だったのに対して
    こちらは10年前に企業アカウントを始めてからの話なので、今更感がなくはないけれど、
    先人に学ぶ、基本を学ぶ、という点で同業者だけではなく個人に対しても参考になる。

    「無難な発信は受け手にとっての退屈」

  • 【目的に立ち返ればブレない】
    SNSが得意でないので参考に手に取りました。
    以下学んだことまとめです。
    【感想】
    ・迷ったらまずやってみよう。れっつごーファーストペンギン
    ・知らないことをお願いされて1晩かけて資料詰め込む忍耐力恐ろしや。
    ・どんなことがあっても、目的や原点に立ち返ればブレることは無い。
    ・キングジムの目的は、企業を好きになってもらうこと。親しみの持てる近所の人になるだった。信頼を形成する。
    ・誰かに入れこみすぎない、対話の距離感を意識する。
    ・2~3コメントくらいを意識してた。
    ・企業Twitterで売上を出すよう仕向ける。
    ☞フォロワーはその色気に敏感。
    ・細く長く続けて10年達成。
    ・おやつの投稿は共感され反響多かった。

    こんにちはぶろろぐです。
    21冊目読破です。

  • コミュニケーションの入り口は「共感」

    つぶやくべきことは「必要なこと」と「楽しめること」

    投稿は8-9時、12-13時、18-19時

    センスは知識からはじまる

  • 丁度、会社でインスタを始めるというのでマニュアルを作っていたところでした。やはりリスクが気になるところですが、本書の著者はマニュアルなく飛び込みで体得していったとのこと。これから始めるにあたり様々参考になりました。

  • 知り合い以上、友だち未満。

    この関係いいなぁと思っていたら、それをまさに行なっていたのが、キングジム姉さんだった。

    いわゆる、中の人と呼ばれる企業公式アカウントの管理者さん。

    結構興味あって、やってみたい笑

    多くの企業さんがやっておられ、シャープさんやタニタさんなんかは漫画化もされている。

    キングジムさんのアカウントも知っていて、なかなか面白い方(?)だなぁと思っていた。

    本書は、そんなキングジムの中の人が書かれた本。

    テクニックというよりも、心掛けが書かれており、むしろその方が大切なので、読んでいて楽しかったし、中の人の人柄が知れた様な気がした。

    キングジムのフォロワーさんは、いろんな裏話も知れるので、読んでみるときっと面白いと思います。

    これから中の人をやる方も参考になる事沢山ありますよ。

  • 企業公式アカウントの中の人の運営記録。
    何を目的にして、何を大切にして、運用されていたかが垣間見えます。
    アカウントの人格を意識し、親しまれる内容とタイミングで投稿。
    SNS運用に正解はないですが、一例として。中身の濃い一冊でした。

    (共感がヒント。このミッション、改めて、なかなか手ごわい)

    目的は「キングジムを好きになってもらうこと」

    一方的に発信しても、話題にはならない。

  • 面白いツイートの陰にある努力を知った。
    「センスではなく知識」「ポリシーを明確にすること」「10年やってもなにがバズるかわからない」「バズり具合は考えた時間に比例しない」なるほどな〜

  • 女性が書いている文章なので、事実と感情がいいバランスで読みやすかった。
    Twitterに対してだけじゃない仕事に対する心意気や覚悟が今の私には刺さった。

  • フォロワー数36万人を抱える企業公式ツイッター、キングジム。アカウント誕生からいかにして人気アカウントにまで育て上げたのか。アカウントの「中の人」が包み隠さず語る。

    序章 キングジム公式アカウント、いざ出航
    第1章 キングジムを好きになってほしい
    第2章 フォロワーと深くつながりたい
    第3章 アカウントに「人格」が生まれた
    第4章 PR担当者としての矜持
    第5章 想像もできない世界が待っていた

  • 新領域に踏み出した。
    そういったときに参考になる。
    また、新領域のルールは、
    自分たちで感じて作るもの。
    社会に似ている。

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著者プロフィール

「テプラ」や「キングファイル」でおなじみの株式会社キングジムで、企業活動および製品の報道対応、イベント実施など広報パーソンとして幅広く活動中。2010年よりキングジム公式ツイッターを担当。10年間で36万フォロワーを超える人気アカウントに。今日も目まぐるしく変わる時代のニーズに寄り添いながら、ツイッターで情報を発信し続けている。本書が初の著作。

「2020年 『寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

キングジム公式ツイッター担当者の作品

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