歌集 葦舟 角川短歌叢書 (角川短歌叢書 塔21世紀叢書 第 153篇)
- 角川学芸出版 (2009年12月19日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046217509
作品紹介・あらすじ
五十年、全力で歌を作ってきた著者の、渾身の第十四歌集。
感想・レビュー・書評
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鳩らには食パンの耳は大きすぎ一羽が銜えしを左右(さう)よりつつく
こんなにも生きてゆくのが苦しいと祖母言はざりき父母言はざりき詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
忙しい初老の日々はまだ続く文献を掴みしままに君は眠れり
短くも長くもありしこの一生去年のごとく菜の花が咲く
ひとごとのやうにその日も晴れてゐて父は死んだと聞かされたのだつた -
[ 内容 ]
五十年、全力で歌を作ってきた著者の、渾身の第十四歌集。
[ 目次 ]
二〇〇五年(鯉;陽がわたりゆく ほか)
二〇〇六年(海彼より;菜の花 ほか)
二〇〇七年(故よし問ふな;落葉焚き ほか)
二〇〇八年(黄の蝶;さうさなあ ほか)
二〇〇九年(眠らう;冬の蜘蛛 ほか)
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