源氏物語 時の姫君 いつか、めぐりあうまで (角川つばさ文庫 F む 1-1)

著者 :
制作 : 紫式部 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 84
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046312013

作品紹介・あらすじ

わたし、ゆかりの姫。母上はわたしを産んですぐに亡くなられたので、ばばさまと一緒に暮らしている。わたしの願いはばばさまの病気が良くなること、それから、あの方にもう一度会うこと。ひとめ見たら忘れられないほど美しく光かがやいていて、でも、どこかはかなく消えてしまいそうに見えたの…。日本人が千年愛し続けてきた物語が新たによみがえる。"いちばん最初に出会う"「源氏物語」。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生に源氏物語をすすめられてしまった、、、

  • 大河ドラマに合わせてなのか、源氏物語に関する読み物がたくさん出された。これもその一つだろうか。光源氏の最愛の妻、紫の上の幼少期にスポットを当てて描いているようであるが、これは源氏物語のいわば「二次小説」的なものではないだろうか。確かに源氏物語の筋は追っているが、幼い頃の紫の上(=ゆかり)が水神の使いである水鬼に出会い、夢を渡って光源氏や周辺の女性達に会っていくストーリー。文自体は流麗で、読みやすいが、源氏物語ではなく普通に「平安時代のお姫様の物語」にした方が良かったような…。これを「源氏物語」として子供達に読ませるのは、少々抵抗がある。

  • 平安時代頃の恋物語。
    恋愛って難しいという先入観に僕は捉われすぎていました。
    この小説を読んだら未経験でよくわからない人でもドキドキします。

  • H29年度イベント「ブックリンク~本でつながる心と心~」で、中学生が紹介してくれた本です。

  • 2014/2/9

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著者プロフィール

作家。元東北芸術工科大学客員教授。日本児童文芸家協会所属。『風のラブソング』で日本児童文学者協会新人賞、『あした、出会った少年』児童文芸家協会賞受賞。「忍剣花姫伝」シリーズ(ポプラ社)など多数。

「2017年 『竹取物語/虫めづる姫君』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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