世界を動かすことば 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ (角川つばさ文庫)
- KADOKAWA (2015年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046315618
作品紹介・あらすじ
大統領と聞くと、権力とお金があって、ボディガードがいっぱい!!・・・と思うだろ?
でもウルグアイの大統領・ペペは全然違うんだ!
奥さんと犬と一緒に古い農場に住み、みんなと同じ生活を送ってる。
しかも若いころ、逮捕されたこともあるんだ!!
だから2012年の国際会議でペペが壇上にあがったとき、
その場のだれもが、予想していなかったと思う。
そのスピーチが世界中に大衝撃を与えることになるなんて――!!
TVで話題沸騰! 絵本でも大人気!
世界一貧しい大統領が教えてくれる
本当に大切なこと。
感想・レビュー・書評
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けっこう感動した。
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子供が読んでた本に興味持ち、読んでみた。
ウルグアイのホセムヒカ、通称ぺぺ、大統領が、行ったスピーチを題材とした本だと要約があったが、
スピーチを取り上げてはいるものの、大統領がどんな人か、スピーチ以外でどんなことをしたかはなく、思ってたのとは違った。 -
本書は,タイトル通り,ウルグアイ・ムヒカ大統領の言葉と,その意味することを紹介する本なのですが,なんと,小説仕立てになっています。
サッカー大好き少年を主人公にして,ムヒカ大統領の演説の言葉が紹介されます。しかし,それをキッカケにいじめられる少年。だがしかし…
ネタバレになるので,これ以上は書きませんが,こんなふうに,大統領の言葉を紹介するなんていう作者の視点がおもしろいです。これなら,先に紹介した絵本よりも,楽しく読めるかも知れません。高学年にもすすめてみようかな。