四つ子ぐらし(16) 希望をつかむ勇気 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.50
  • (8)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 103
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046322661

作品紹介・あらすじ

三風です。私たち四姉妹と、湊くんと直幸くん、撫子ちゃんで、スケートリンクに遊びに行くことになったの。わくわくしてたら、さらに、撫子ちゃんのお母さん・小百合さんが見つかりそうだっていうステキなお知らせも飛び込んできたんだ!私たちと同じ、『お母さんに会いたい』っていう撫子ちゃんの願いがかなったら、自分のことみたいにうれしいよ!!でも、なぜか、撫子ちゃんは不安そう。大丈夫、私たちがついてるよ。小百合さんと家族になる未来をつかもうよ!でも、小百合さんの、意外すぎる真実が発覚して…!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 友達に借りました。

    撫子くんのお母さん、小百合さんを探す回。

    お父さんの元を離れて施設に入所し、ようやく落ち着いた撫子くん。あのお父さんと一緒にいても精神が壊れていくだけだっただろう。娘、じゃなくて息子を出世の道具としか思っていなくて、わざわざ女の子の振りまでさせたんだから。

    スケートリンクに行くことになった、四つ子、湊くんたち、撫子くん。なぜか元気がないような、虚ろな目をしている撫子くんに、四つ子たちは理由を尋ねる。その理由が衝撃的で。

    「お母さんと、会えるかもしれないんです。」

    けれど、施設の職員さんたちは、お母さんへ連絡をすると、もうすぐ入院するから少し待ってほしいと言われたよう。

    そこからは、ほんわかするようなストーリー。現実にはあまりないだろうけど、幸せ。

  • ひのひまりさんの「四つ子ぐらし」の第16巻。別々の境遇で育った四つ子が共同生活を送るお話。前巻に引き続き撫子ちゃん関連の話が続きます。撫子ちゃんの秘密が明るみになったり、父親 勝臣さんとの決別だったりと大きな事件が立て続けに起こりましたが、今度は撫子ちゃんの母親探しを四つ子達が手伝うことになります。無事に撫子ちゃんは母親である小百合さんに会えるのでしょうか。そろそろ宮美家の母親探しにも進展が欲しいところです。次巻は短編集なので本編はお休みです。

  • 撫子ちゃん(くん?)がお母さんと会えてよかったし
    大樹さん、さくらちゃんが撫子ちゃんのことを受け入れてくれて良かった

  • あんまりおもしろくなかったけれどかんどうてきだった

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

第6回角川つばさ文庫小説賞一般部門にて特別賞を受賞。本作でデビュー。インドア派の奈良県民。スーパーボールを投げて猫と遊ぶのが日課です。好きな色は緑。好きな食べ物は、お肉料理とカスタードプリン。

「2021年 『四つ子ぐらし(10) 四つ子記者と七ふしぎのナゾ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ひのひまりの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×