- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046810014
作品紹介・あらすじ
悠太が初めて沙季に「兄さん」と呼ばれて以来、兄妹として進展したかに見えた二人だったが、互いに秘めた想いのせいもあってか、その関係はどこかぎこちなかった。
そんな中で、三者面談、オープンキャンパス、男女混合の勉強会など、様々なイベントが訪れ、二人はそれぞれ新たな出会いを果たす。
『距離の近い異性が偶然ひとりしかいなかったから、好きになっただけ』
そんな意地の悪い命題に直面した二人は、再び自分自身の感情と向き合うことに。
未来と現在、常識と非常識、建前と本音、自分の幸せと家族の幸せ。
何を優先し、何を我慢するのが正解なのか?
悩みと出会いの果てに、悠太と沙季はある“決断”をくだす――。
感想・レビュー・書評
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生い立ち故に利他的であった2人が、自分達の幸せの形を見出せた巻でした。そうは言っても平坦とは言えない道のり。2人がどのように歩んでいくのか、見守っていきたい。魅力的な登場人物も増え、これからも期待の作品です。
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義妹生活に出てくる女性達は聡明
浅村くんと綾瀬さんの悩みを、藤波さんと工藤准教授は、それぞれ違うアプローチでたどり着くとは!
新庄くんは良い人なのかな?
義妹生活5巻が楽しみだ! -
もう最高!早く5巻読みたい!
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ただのライトノベルだと思っていると痛い目を見るのが本作だ。禁じられた恋に戸惑う少年少女たち。ここにいわゆる萌えや現実離れしたキャラクターはいない。確かに設定は出来すぎているかもしれないが、物語の緊張と緩和が実に巧みなのだ。特にこの4巻はそれが如実に出ている。
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二人の距離がじれったくもあり、この作品の魅力だなと思うばかり。このままゆっくりとしかし着実に互いの中にある感情を育んでほしい。
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ストーリーがあちこちに飛んだりせず二人の日記風な文体になっているので二人の心の変化がとても読みやすいです。
二人の社会的関係性から考えると叶わぬ未来かもしれませんがこの巻から登場してきた大学教授が大きな変化を二人に起こしそうな予感です。
257ページ!!!