リコリス・リコイル 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046820303

作品紹介・あらすじ

凶悪犯罪が一切起こらない国・日本の治安の高さは、エージェント「リコリス」によって保たれてきた。学生服に身を包み、都市に紛れる少女たち「リコリス」のミッションは、犯罪者を犯行前に“処分”することである。

感想・レビュー・書評

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  • アニメの流れを丁寧に踏襲しつつ、
    コマの端々に漫画として読みやすくするような
    工夫が見て取れる。
    また、可愛い系の絵柄と銃撃戦の緊張感の緩急が
    まさに原作とマッチしている。
    コミカライズ作品として、最高峰の代物だと思った。

    ・クリーナーって結局何だったのか。
    ・千束、下着で寝んな風邪ひくぞ。
    ・駅弁の煮卵をたきなに食べさせるシーンのこだわり

  • たきなが銃の取引現場で機関銃掃射して、
    喫茶リコリコへ左遷されて、
    ストーカー事件、
    ハッカーのウォールナッツの護衛の途中まで。

    先行上映も評判が良く本放送前から22年の覇権アニメと噂されるも、その内容の普通さと『ぼっち・ざ・ろっく』『水星の魔女』が予想外に健闘して差されてしまったアニメのコミカライズ。
    どうしても先発アニメは不利よね。

    扉絵に千束の下着姿がある。
    アニメ時は DA での免許更新時の着替えのときくらいだったと思う。
    といっても、実は現時点 (2023/01/05) で半分くらいしか観ていないので、今後、もっとあるのかも。

    ぶっちゃけ篠原さんを囮にした たきな に対してはマジで叱るべきだと思うのだけどなぁ。
    その辺りの扱いが緩いのは千束も DA 所属だからなんだろうか。
    最終的に誰も死んでなければ問題ない、みたいな。
    トラウマ生んでも生きてれば良いでしょ?みたいな?
    千束は、もっとちゃんと避けないと髪が傷んじゃうでしょ!

    千束って、どうしても「ちたば・・・じゃなくて・・・」てなる。

    ---

    千束(ちさと):
    主人公1。
    喫茶リコリコの店員かつリコリス。
    銃弾を見て避けられる。
    旧電波塔のテロを一人で防いだことがある。
    姓は綿木(にしきぎ)だけど、この巻では出てこない。

    井ノ上たきな:
    主人公2。
    喫茶リコリコの店員かつリコリス。
    合理的に考えすぎる気がある。
    銃の取引現場で機関銃掃射して対象を皆殺しにし、取引の証言が得られなくなった。
    そのため喫茶リコリコに左遷。

    フキ:
    DA 所属のリコリス。
    リーダー的存在?

    エリカ:
    DA 所属のリコリス。
    取引現場で人質になっていた娘。
    たきなが機関銃掃射することになった直接の原因。
    たまたま生きてたのか目論見通り生きていたのかは不明。

    楠木:
    DA の司令。
    いまのところ無能。

    楠木司令の秘書?:
    いつも一緒にいるけど名前も分からない。

    ミカ:
    DA 所属の管理者(なんの?)かつ喫茶リコリコのマスターにして先生。
    色黒(黒人かも)。
    脚が悪いっぽく、松葉杖をついている。
    老眼。

    ミズキ
    元 DA 所属の情報部職員、現喫茶リコリコの店員。
    眼鏡のお姉さんで酔っ払い。

    阿部さん:
    喫茶リコリコの客。
    警視庁の人。
    自分の管轄じゃないため深く関われないので、千束に篠原さんの警護を依頼する。

    篠原沙保里:
    阿部さんに紹介されたストーカー被害者。
    実際はリコリスが突入する3時間前に行われていた銃の取引現場が写り込んでいる写真を知らずに SNS に挙げてしまったために狙われた。
    たきなに囮にされる。

    吉松さん:
    喫茶リコリコの(新規)客。
    ミカの昔馴染み。
    千束との因縁もありそう。
    たぶんアラン機関の人。
    ウォールナットにラジアータへの侵入を依頼した。
    現時点ではマジで何がしたいのか分からない人。

    ウォールナット:
    日本一の凄腕ハッカー(定義的にはクラッカーだと思う)。
    昔から存在して、何度も死んでいる。
    ラジアータに侵入して DA の通信を妨害した、たきなが機関銃掃射を行うことになった間接的な原因。
    吉松さんに消されかかる。
    ロボ太にも消されかかる。

    ロボ太:
    日本一の凄腕ハッカーになりたいハッカー(定義的にはクラッカーだと思う)。
    ウォールナットの抹殺を目論む。

    ラジアータ:
    DA の全てを統括する AI で超重要。
    コイツが侵入を受けたとなると DA の根幹が揺らいでしまう。
    そのため侵入されたことは隠蔽、たきなの左遷は、そのとばっちりな部分もある。
    侵入したウォールナットは DA からも狙われることに。

    アラン・アダムス:
    アラン機関の創始者。

    アラン機関:
    優秀だけど経済的な理由で才能が埋もれてしまう人を発掘して援助する機関。
    要は親ガチャや地域ガチャによる差を埋めている。
    ちなみに親ガチャは裕福な家の人間ほど否定したがる(そりゃそうだ)が、統計として出てしまっているのでな。
    本人の努力もあるだろうけど、スタートラインが違うのは事実だと思う。

    クリーナー:
    DA とは別機関の掃除屋。
    ストーカー事件の犯人なんかは DA に渡すと殺されちゃうけど、クリーナーなら殺されないらしい。
    ・・・いや、でも野放しにするのはマズいよね?
    どうしてるんだろう?
    国外追放とか拘束とかしてるんかな?

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。雑誌『ニュータイプエース』で、アニメ「トワノクオン」のコミカライズや、『マンガでわかる人工知能』(池田書店)、『角川まんが学習シリーズ』(KADOKAWA)の作画を担当する一方、CD のジャケットイラスト等も手がけるなど、多方面で活躍している。

「2021年 『マンガでわかる 災害の日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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