身代わり婚約者なのに、銀狼陛下がどうしても離してくれません! 2 (フロース コミック)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046824073

作品紹介・あらすじ

「絶対に逃がさないと言っただろう」
妹の身代わりとして暴君と噂されるギルハルトのもとに遣わされたアイリ。
月の聖女と人狼の血の関係で、わんこのように懐くようになったギルハルトとともに婚姻のための7つの儀式を進め信頼を深める中、月の聖女反対派によって、妹の身代わりだったことを暴かれてしまう。
ギルハルトとのことは思い出に…、と身を引こうとするアイリだったが、アイリに懐き、これから過ごす日々を望んでいたギルハルトはより濃密に婚姻の儀式を進めてきて…!?

感想・レビュー・書評

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  • 身代わりであることがバレたのにも関わらず、ギルハルトは自分の心と身体を癒してくれるアイリを手放すことができない。
    最初から離すつもりもなかっただろうけど、でもそんなギルハルトの気持ちを知らずにアイリはあくまでも身代わりだと「役目」を果たそうと頑張ります。
    そのすれ違いがなんとも。
    気持ちを伝えて、てっきりラブラブになれると思っていたギルハルトの勘違い野郎ではない!…からの無表情メガネ(エーファ命名)へ「おいやめろそんな目で見るなっ」「いつも通りです」は本当にココイチ笑いました。
    腹黒(有能)無表情メガネとのやりとりはギルハルトを素にしますね。
    そんなギルハルトは健気に何度も何度もアイリに求愛します。
    アイリに選ばれたい。
    妻にしたい。
    と、自分の弱さをあえて暴露してまでアイリを求めるギルハルトの姿は今まで読んだ溺愛ものでは見られないものでした。
    決して完璧ではないギルハルトと、常に妹の影にいて家のための役目を強いられるアイリがこれからどうなっていくのか楽しみです。

    しかし、銀狼であるがゆえなのか嫉妬の対象が犬なのはなんとも悲しいよギルハルト(笑)
    アイリもギルハルトのお耳に触るのが好きになっちゃって、本当に犬の感覚なの?と思っちゃいます。
    頭を撫でられて「ご褒美のつもりか?」と甘んじて受けてるギルハルトを見るとお似合いですけど。

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