家康と家臣団の城 (角川選書 652)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047037045

作品紹介・あらすじ

家康自らが心血を注いで築いた城は極めて数が少ない。
関ケ原合戦後の築城はすべて天下普請。これらの城は、単体で所領を守ろうとした豊臣系の城とは異なり、全国各地に配置された城が互いに補い合うことを狙った築城だ。ここが織豊系の城と大きく異なる。
家康が手掛けた代表的な城は浜松城と駿府城。近年の駿府城の発掘調査で家康の城の姿が見えてきた。
家康とその家臣団、そして幕府がどのような城造りを目指したかを解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 信長、秀吉、家康と家臣団の城三冊読んで城の流れが繋がりました。水戸家など関東の城が石垣でなく土塁だったんだと知りました。そしたら、東北の城は石垣が少ないかなあ?三部作読んで評価ができました

  • お城は好きです。
    国宝の五城、現存天守十二城は全部実物を見ている。
    本書は、それのガイドブックではない。

    徳川に絞っている。

    静岡の駿府城にも行ったが、やじきたの像はあったけど、天守がない。何か調査しているのか、発掘調査中みたいな感じだった。

    お城は奥が深いので、建築物として訪れるのもいいし、
    歴史上の位置付けを知るのも良い。

    でも本書も深くて得意?の斜め読み。

    ここに記録しておく事で、機が熟せば、今度はもっと深く読んでみよう。

    今年は、鎌倉殿かな。

    北条縁の小田原城には行ったことがある。

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著者プロフィール

1958年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業、博士(文学)。静岡県教育委員会を経て、現在袋井市立周南中学校教諭。
主な著作 『静岡の山城ベスト50を歩く』(編著)サンライズ出版 2009年
『静岡の城―研究成果が解き明かす城の県史』 サンライズ出版 2011年
『織豊権力と城郭―瓦と石垣の考古学』高志書院 2012年

「2014年 『江戸城を極める』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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