- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047100626
作品紹介・あらすじ
味を守る、食を楽しむ。家で、酒場で、料理屋でうまいものを味わうための"食育"。
感想・レビュー・書評
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食育に関する本。自分自身がもっと味に敏感になり、かっこよくならなければと思わせる内容でした。
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三國シェフ、服部先生の考える食の理念というのをとても感じた一冊。
単に食事をするためだけの食事ではなく、教育やコミュニケーションの場としての可能性を感じた。また、お二人のプロ意識については業界は違うと言えど見習わなければいけないと思う。
ただ、他の方も書かれているがエピソードが重複してるのは残念だった。 -
三國さんの書いた部分、服部さんの書いた部分、二人の対談の三部構成。
三國さん部分は自分がどのように料理と向き合ってきたか、
どうして味覚の啓蒙活動を行っているかについて。
服部さん部分は食育の重要性。
新書の、しかもたったの80ページ程度だから仕方ないかもしれないけれど
食育はコドモの健全な育成に大変重要である!との結論ばかり
どーんと出てきてしまっていまいち説得力に欠ける。
原因と結果の因果関係が明確でないので
対処法としての食育も魅力的に見えてこない感じを受けた。
服部さんは対談の中でも個別部分と同じ事しか言っていないので
紙面がちょっともったいない。
三國さんに興味を持ってこの本を手に取ったから
服部さんへの多少の辛口印象もあるかもしれないけど。 -
意識して食べることが大事。ってこと。
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007のように、レストランは男にとってカッコつける場所だし「カッコつけるには、最低限の勉強や知識は必要だということ、ぜひわかって欲しい」と三國シェフの弁。また「『何だろ、これ』って興味を持つ人は多分、味覚に限らず、好きなものの世界がどんどん広がっていくんじゃないですかね」と、食も芸術とどこか通じるものがあります。日々精進です。
三國、対談、服部という構成だが、重複するエピソードがかなり出てきて、本の作りが雑過ぎる。