冴えない彼女の育てかた 5 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 521
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047129566

作品紹介・あらすじ

音楽担当の氷堂美智留がメンバーに加入し、完璧な布陣が整った「blessing software」。そして、ついに詩羽のシナリオが完成する。だが、そこに込められた詩羽のメッセージに倫也はどう応えるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 小説とシナリオの違いがなんとなくわかった気がした

  • コミックマーケットに参加していない私には、共感できない内容ばかりでした。

  • 一皮むけた、のかどうかはわからないけれど展開的に面白くなってきた。
    ここからが本番なのかなあと思いつつ、あとがきの書き方だと冬コミ以降も続くんすねコレ。

  • 最近、ラノベ離れが加速しており、本作も・・・と思ってしまうのですが、それでも後半部分は読ませますし、次巻への期待が高まります。次巻がターニングポイントらしいので、楽しみです。

  • 展開は2巻と似ているが、あのときよりも主人公が創作意欲に目覚めていてシナリオを詩羽と作っていくところは良かった。しかし、フラグが立たないのが悲しい・・・。
    次は英梨々が活躍するということだが、挿絵で結構優遇されていたように感じた。
    私服姿がかなりかわいい!

    加藤の暗躍ぶりもヒロインっぽくはないが、おいしいところはいただくという感じで魅力が出せていたと思う。

    結論としては・・・
    どのヒロインもかわいいのでこのままハーレムエンドでお願いしたい。

  • まんだらけ 420円

  • カラーイラストの入浴先輩がサービスカット過ぎる

    http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/34990722.html

  • 表紙もカラー絵も詩羽先輩なので詩羽先輩がヒロインとして「選ばれなくなってしまう」のか、最悪死ぬこともあるのかと邪推して読んだ。

    今回はゲーム作りの話に終始していて、丸戸先生の経験か、それとも持論か、「こういうゲームは面白い。こういうゲームはクソゲー」っていうのを生々しく描いてる。

    いいSFは、物理法則をよく知ってる人が新しく緻密な世界観を構築するからこそ、リアリティが生まれる分野だし、童貞は恋愛モノを書けない。そういう意味では、丸戸先生にしか書けない生々しさがあるゲーム作りのお話なのかなと。

    謎解きの鍵と一番おいしいところを持っていく加藤は、メインヒロインというか主演女優として今後も在るんだろうなあ。とってつけたようなクライマックス挿絵?いいえ、必然のMVPです。冴えない彼女から一流の女優になって、その先にアドリブな本音が出たら、その時、俺読者はきっと死ぬよ。

  • まず表紙!次に折込口絵!深崎さんと編集さんGJと言わざると得ない!…はっ、取り乱しました。という感じで素晴らしい表紙のとおり、詩羽先輩のターン再びです。倫理君もいつも以上にディレクターらしく、師弟(?)のぶつかり合いは面白かったです。そしてこちらもいつも以上に存在感があった加藤さん。ここぞというところは持って行き、エピローグのぶち抜き絵の破壊力も相俟って、あーやっぱりこの娘メインヒロインだわーと勘違い(ぇ してしまった。あ、私的には1巻から加藤さんも好きですよ?

  • シリーズ5作目。表紙ヒロイン2週目突入に終わりの始まりの予感。
    紛うことなき先輩回。シナリオ完成で円満退場かと思いきや、安芸君の手元にはまさかのシナリオ第二稿、どちらがトゥルーエンドか選択を迫られる。詩羽先輩と安芸君の過去の因縁再びという展開。
    先輩の隠れ属性として存在は予測されていたヘタレヤンデレ属性が猛威を奮う。自己評価低いかわいい。
    泥臭くてすっきりしてない結末も後味は爽やかでよかった。そして最近加藤さんの役回りがおいしすぎてタイトルに偽りあり。相対的に他ヒロインのメッキがはがれてるからかろうじてバランスが。

  • 誰がしゃべっているかなど、情景が浮かびづらいのはどうしてかとつねづね思っていたんですけど、
    神を恐れずに言うならば丸戸さんの文章この詩羽の逆なんではと思った。
    イベントCG、しゃべる欄にポップアップされる顔それがあればとても読みやすくなる気がする。

  • 13巻に記載。

  • 詩羽先輩回.けど要所での恵の立ち回る姿もかなり印象的だった.
    初稿と第二稿の選択を突きつけられ,その裏にある私(瑠璃)を選んで欲しいという願いをこめたのに全く気づかず斜め上の答えを弾き出してしまった倫也.小説として面白く,ゲームシナリオとして成り立っていなかったシナリオを共同でリテイクすることに.この問題点分析はアニメでは描かれてなかった細かいものが多く,ゲームシナリオとして詩羽先輩の脚本がいかにまずいのかよく理解することができた.またシナリオ修正を承諾するに至る詩羽先輩の葛藤,作業の過酷さ,3つ目の能天気ハッピーエンドルートを死に物狂いで生み出す倫也のクリエイターの道を歩き始めた様はかなり丁寧に描かれていたと感じた.

  • 作家先生の話が2周目に入った感じ。ただマンネリか、というとそうでもなく、着地に向けて物語はきちんと進行しているし、物語の深みも増している感じ。
    あと、主人公の大きな勘違いが読者には分かるが、主人公自体は分かってない、という文章の塩梅がすごいなぁ、と思う。作者自身もどんどんチカラ(文章力)を付けているのが如実に分かる。メタ的に言うと、この作品って作者自身の成長物語でもあるよな、と思ったりもした。

  • ラストダンスは誰と?

  • 詩羽先輩回ながらも最終ページで英梨々が持っていく!

  • 詩羽回再び

  • 表紙のヒロインも2周目に入って再びの詩羽回。
    2巻の展開をなぞりながらも、ちょっとした変化やキャラの成長があったり。そしておいしいところを持っていく加藤さん。
    英梨々がかわいそうなのでリベンジの機会をぜひ!

  • ゲーム作りもいよいよ佳境。相変わらずヒロインズといちゃこらしております。

  • 文章の端々にこの先の胃が痛くなる展開が表れてきてよい感じです。
    お話として読みやすくなっても来ていて、作中の先輩がラノベ作家からゲームライターへと変わる逆パターンを見ているような感じです。狙い?

  • 「うわーっ悪堕ち出海ちゃん怖い!予想はしてたけど!」って感想用意しつつ読み終えてみればそんなことはどうでもよくなるくらいにパンチ効いてて涙出た。霞ヶ丘先輩マジですごいよ、確かにヘタレだけど!でももう今のうちにフラグ立てないとあんた卒業しちゃうからね!?って気が気じゃなかった。丸戸のゲーム愛にあふれた巻で、物語の熱量も最高潮、これを最高と言わずして、何と。

  • 詩子回。そして倫理くんの成長。

  • 評価:☆4.5

    霞ヶ丘詩羽によるシナリオがついに完成!!喜ぶ倫也に詩羽からとんでもない爆弾が……

    というわけで始まりました冴えない彼女の育て方、第5巻。
    会議に参加せずにパ◯ドラをやってる加藤はいつも通りw
    と思いきや、体験版製作の案を出し、その上倫也の家に押し掛けに行くとは!
    電車で別れるシーンはヒロインしてましたねw順調に育てられているのだろうかw

    「ね、ね?なんで?どうしてそんなに慌ててる訳?」
    上目遣いで楽しそうな表情をする先輩がたまらんですねハイ。

    ギャルゲネタも相変わらずw
    ミスコン3連覇したら今後の人生負け犬街道まっしぐらって誰のことかな?(すっとぼけ)ww

    詩羽先輩の第二稿に懸けた想い、ディレクターとしての未熟さに気づいた倫也も見所。

    詩羽先輩や加藤はおろか、美智留にまで負けてる感のある英梨々ですが、次巻はメイン?のようなので挽回に期待!

  • 同人ゲーム制作もいよいよ大詰め。だけど詩羽先輩の上げたシナリオは2種類あった、というはなし。

    直球エンタメの第一稿と、ひねくれているけど持ち味の出ている第二稿。つまりそれは「シナリオライタの先輩と、小説家の先輩」=「仲間としての先輩と、個人としての先輩」どっちを選ぶ? という選択肢を突き付けられているわけで。だけど、そこで安芸くんの選ぶ選択肢が予想の上を行っていた!

    「小説家の書く物語をそのままコピペしてもゲームにならない」っていうのは、ひっくり返すとそのまま、このシリーズを書いている丸戸さんのことだったりするんだよね。実際、1巻は批判もかなりあったみたいだし、その時の経験をちゃっかり組み込んじゃってるのがもう、たまらなく巧い。

    毎度おなじみの自作パロディは、今回特に凄かった。今まさに放送中のホワイトアルバム2のパロディが満載。あの名台詞を自らそこまでイジっちゃうのか。笑うよそりゃあ! ニヤニヤするよ!

    目次に仕込まれたギミックで、ホワイトアルバム2の最終章を思い出した人は僕だけじゃないはずだ。

    あとがきで、「2巻の繰り返し」と自ら仰っててニヤリ。繰り返し・やり直しに見せかけてちょっとずつ違うことをやるのが丸戸さんの持ち味だよね。反復じゃなくて増幅。ループものをいつか書いてくれないかなー。絶対面白いと思うんだ。

    この本が発売した時、ちょうど自分も同人誌の〆切にひぃひぃ言ってたので、シンクロ具合が半端無かった。「こだわりよりも納期が大事」とか、「まずはとにかく書く。直すのは後でいい」とか、ビリビリくる台詞が盛りだくさんだった。

    感想をサーチしてると、この巻で「先輩フラグが折れた派」と「先輩フラグが立った派」に結構分かれてるようですね。実際、加藤はこのままヒロインにもなれるし、狂言回し的な位置にも行ける状況だと思うんですよ。コミケ=学園祭が終わったらどうなってしまうのか……。

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著者プロフィール

小説家/脚本家。小説デビュー作『冴えない彼女の育てかた』(ファンタジア文庫)では、原作のみならずTVアニメ・劇場版のシリーズ構成並びに脚本も担当。

「2022年 『冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 下 Fine.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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