機動戦士ガンダム THE ORIGIN (14) (角川コミックス・エース 80-17)
- KADOKAWA (2006年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047138834
作品紹介・あらすじ
コロニー落しを遂行したジオンは次なる攻撃目標をルウムに移す。ジオン軍のモビルスーツ部隊に強襲をかけられた連邦軍レビル将軍は黒い三連星に捕獲されてしまう。さらに連邦戦艦を次々と撃墜する赤い機体が・・・
感想・レビュー・書評
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続きが読みたくなり『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 11巻~15巻』の五冊を古本屋で一気に購入。
息子と一緒に読みました。
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≪11巻≫
「シャア」、ついにジオンヘ『開戦編』突入!
まんまとジオン士官学校に入学した「シャア」は、奇妙にもジオンの御曹司「ガルマ・ザビ」と友好を深める。
連邦からの独立への機運が高まる中、一計を案じた「シャア」。
後に世界を揺るがすことになる、その驚くべき中身とは!!
≪12巻≫
「ギレン・ザビ」総帥 ついに宣戦布告!
宇宙世紀0078、ジオンと連邦政府間の緊張が高まる中、月面では史上初のMS同士による戦闘が始まる。
敗北を喫した連邦軍は「RX‐78ガンダム」の開発計画を発表し、運命の宇宙世紀0079をむかえる……。
≪13巻≫
1年戦争勃発『ルウム編・前編』を収録
テレビシリーズでは描かれなかった、1年戦争開始1ヶ月に起きた人類史上最大の惨劇を描く、コミックオリジナルストーリーが展開!
≪14巻≫
ルウム編完結!「レビル」奪還の真相が明らかに!
コロニー落しを遂行したジオンは次なる攻撃目標をルウムに移す。
ジオン軍のモビルスーツ部隊に強襲をかけられた連邦軍「レビル」将軍は黒い三連星に捕獲されてしまう。
さらに連邦戦艦を次々と撃墜する赤い機体が・・・
≪15巻≫
舞台は再び地球に、オデッサ編突入
連邦軍大反抗戦「オデッサ作戦」を描く、女スパイ「ミハル」登場のエピソードを含む、新章『オデッサ編・前編』収録。
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11巻から14巻は、9巻からの続きで1年戦争開始前から開始直後までの、アニメでは描かれていなかった物語が展開します。
アニメ版が始まる以前に、こんな物語があったんですね。
1年戦争開始前の「シャア」と「ガルマ・ザビ」の出会いから、1年戦争が始まるきっかけとなったエピソード、そして1年戦争開始直後の虐殺、コロニー落とし等のルウム戦役での「シャア」の活躍、、、
面白く読めました。
「シャア」の仮面って士官学校で元ルームメイトだった「ムラタ」が作ってくれたということがわかったり、
後にドムに搭乗して出てくる黒い三連星がザクで活躍していたり(しかも、ザクのカラーリングが紫のドムカラー… )、
「デギン・ソド・ザビ」が実は戦争に反対していたことがわかったり(好戦的な性格だと思い込んでいました… )、
それから、後々に出てくる「ララァ」と「シャア」の出会いが紹介されていたりと、
ガンダムファンにとっては必見の内容になっていますね。
そして15巻からは、アニメの1年戦争に物語が戻ります。(ようやく… )
女スパイ「ミハル」と「カイ」の恋物語は、「ミハル」の戦死で哀しく幕を閉じます… 泣ける一冊でした。
それにしても『機動戦士ガンダム』って、奥が深いですよわ。
またまた、次が読みたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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ルウム編・後編。ルウム戦役終了後、いかように戦争継続となったのか、という話まで。ここについてはもともと設定がしっかりしていたのでそれが会話の中で思惑として描かれていく面白さが十分にあった。
ガルマやマ・クベ、V作戦に対するシャアの配置、ザビ家の思惑などTVシリーズの準備を一気に整えたのは見事。
ただ、シャアを重大事件に必要以上に絡ませすぎな印象。思惑が見えにくくなってしまう。 -
ルウム戦役のことがわかり、とても面白い。ガンダムは深いなぁ〜。(≧∇≦)
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まあ戦争は終わりませんよね…はあ。
さすがのデギン公もこれにはお怒りです。ギレンとキシリアがめんどくさいなあ~めんどくさいぞ君ら!
対照的にドズルとガルマは好感度上がりすぎて困るな。 -
そしてこの巻の直後が第1話ですね。
ここまで長かった。
しかし、連邦にしてもジオンにしても、上層部は狸ぞろいだ。
ところで。
キシリア閣下のあの台詞って、本来なら何処で、誰に対して言ったのかが分らない。
もっとも、この台詞に限った話じゃないんだけど…。 -
ドズルにとって最良の日
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「ジオンに兵なし」多くの人間の思惑が絡む群像劇として秀逸。