機動戦士ガンダム 逆襲のシャア BEYOND THE TIME (1) (角川コミックス・エース 137-8)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年3月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (119ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047156647
感想・レビュー・書評
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逆襲のシャアを題材に、ナナイを主人公に据えた珍しいスピンオフ作品。
いきなり本編終盤の場面から始まったり、回想とは違う過去の使い方だと見えたり、色々と他に類を見ない外伝漫画作品だと思える。サイコフレームの効果なのか不思議な事が起こる、と言う異色さはガンダムにおけるオカルトをどこまで受け入れられるかにかかるので、全く受け入れられない人もいうる。
しかしナナイの過去の設定を活かしたNT研時代の話や、回想だけにとどまらず修行時代のクェスと交流をさせたり、普通にやっていてはあり得ない場面をあえて創りだす試みとしては面白い印象。特にクェスとは本編で対立しているため味わい深い。
キャラ付けに囲碁を持ってきたのは何故か気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一時代の終焉にして一本道な「逆襲のシャア」の外伝、しかもよりによって主人公がナナイ・ミゲルとか内容がちょっと想像もつかなかったんだけど、開けてびっくりまさかの超トンデモ展開。(誉めてます)
映画のエンディング曲、TM Network の "Beyond The Time~メビウスの宇宙を越えて~" ともリンクしたかのようなストーリーに唸らされることしきり。
そういう描き方もあるのか…
おそらく次巻(長くとも3巻)で完結しそうだし、作画も美麗、宇宙世紀好きならこのシャア総帥の思想と言動を時間軸の外から(まさに BEYOND THE TIME)俯瞰したかのような新訳「逆襲のシャア」読んでみるといいと思うよ。そのシャアはほとんど出てこないけどwwwww -
最初、話の流れがさっぱりわからなかった。
クェスのシーンに至っては、「なぜ……!?」という疑問が。
ただ、サブタイトルを確認して納得。
内容はまさにそのまんま、です。
主題歌から採用したんでしょうね、たぶん。