バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 999
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047273320

作品紹介・あらすじ

召喚実験リターン!明久と雄二で喚び出した召喚獣は、まるで二人の子供のようで-って、また惨劇が繰り返されるのか!?『僕と子供と召喚獣』、ドキドキ同居生活を赤裸々に綴る『僕と姫路さんとある日の昼下がり』、謎多きムッツリーニの一面が白日の下に晒される!?『僕と土屋家と揺れない心』、高校1年生の春-すべてはこの出会いからはじまった!『俺と喧嘩と不思議なバカども』の4本で贈る、青春エクスプロージョンショートストーリー集第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな.5シリーズ。番外編のような立ち位置でちょっとした日常を垣間見ることができるのが好き。
    一年の時の話は気になる内容だが、今回は雄二と明久の出会いの話だった。紆余曲折を経て様々な石のもと仲良くなったと思うと感慨深く感じる。

  • 読書録「バカとテストと召喚獣9.5」3

    著者 井上堅二
    イラスト 葉賀ユイ
    出版 ファミ通文庫

    p136より引用
    “まずは手本として私にとって必要な情報を
    残したものを次のページに載せておく。
    文月学園教師にとって大事な話の
    要点のみを残したつもりだ。
    胃薬の広告が残っているのは……気にするな”

    目次より抜粋引用
    “僕と子供と召喚獣
     僕と姫路さんとある日の昼下がり
     僕と土屋家と揺れない心
     俺と喧嘩と不思議なバカども”

     成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
    台とした、青春ファンタジーライトノベル。
    幕間や過去を描く短編集第4弾。通算13巻目。
     放課後、教室を訪れた学園長の頼みを、一
    太刀に断るFクラスのいつもの面々。過去の出
    来事のような事態にはならないと依頼を続け
    る学園長、しかしてそのないようは…。(「僕
    と子供と召喚獣」より)

     上記の引用は、学園新聞を使って、情報の
    取捨選択について教える幕間コラムでの、鉄
    人先生の台詞。
    自分の思い通りにならなかったら、文句ばか
    り言ってくるような親も多いそうで、今どき
    の教師も大変そうです。子供の教育を任せる
    人のなり手が少なくなれば、いずれ自分たち
    に負担が回ってくるでしょうから、不満の解
    消には程々の譲歩とすり合わせが大切そうで
    すね。
     いつものようなにぎやかな日常、主人公た
    ち主要登場人物の出会いが描かれています。
    ここまでシリーズを読むと、誰か愛着のある
    キャラクターが出来る人も多いのではないで
    しょうか。この巻では、ムッツリーニと坂本
    雄二がより多く取り上げられているので、二
    人のファンは外せない巻でしょう。

    ーーーーー

  • 短編集。
    いつものギャグネタが2つ。ラブコメっぽいのが1つ。過去編が1つ。
    過去編がいつもながらいい話。まぁ吉井のバカっぷりにはちょっと呆れるばかりですが。

  • バカはある意味褒め言葉

  • なんとか1日で読み終わった!
    短編集、いろいろな謎が穴埋めされていく感じで、いい。
    そして、なるほどーそうだったのかーー!(>_<)
    という感動も味わえます!
    バカテス最高です!

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    短編集で過去編と現在編かな?
    過去編は明久をはじめとする主要男性陣の出会いと友情が芽生えるまでの物語といったところか。
    若干ではあるが雄二と優子の過去に何があったのかが分かったような気がする。
    現在編は同棲生活と召喚獣実験、土屋家訪問の4つ
    前の1つはラブコメで、後ろ2つはいつも通りのギャグコメディだった。
    ラブコメの方は明久と姫路の仲が着実に進んでいることを示していたな。ギャグコメディは相変わらずでテンポもよく笑えた。

  • シリーズ短編集第4弾。

    第1話は、明久たちがまたしても学園長の開発した新たな召喚システムの実験台になる話。今度は、2人の生徒が協力して両者の子どもの姿をした召喚獣を生み出すシステムです。本音を話し出す前回に比べるとちょっともの足りない印象です。

    第2話は、明久と彼の家に同居している姫路さんがデートする、ラブコメらしい話。

    第3話は、年末の某TV番組のパロディ。ムッツリーニの家で、明久と雄二が「動揺してはいけない」の勝負をする。「チャチャ~ッ」という音楽が脳内に鳴り響く。ネタは、著者自身「あとがき」で述べているように、もう一つインパクトが弱い気もします。

    第4話は、文月学園に入学したばかりのFクラスの様子を、雄二の視点から描いた話。明久と美波の出会いを厚かった第7.5巻に収められたエピソードの裏の話です。

    第1話のラストで、明久と美波、葉月ちゃんがいっしょに出かける約束をするシーンがあり、この続きも楽しみです。

  • 短篇集。
    子供型召喚獣の話は色々とはっちゃけてて面白かった。数回我慢できずに吹き出しました。
    姫路さんとのデートはラブコメ過ぎてムズムズした。いいぞもっとやれw
    ムッツリーニの話は土屋家が舞台でなくても成り立つなぁと思ったので、もうひとひねり欲しかった気がする。でも、美波さんの自虐ネタが破壊力でかかった。
    1年生時代の話は、以前の美波のエピソードの舞台裏。無茶しやがって……。

  • 短編は何時もより更に気楽です。
    ムッツリーニの家族がかなり気になったり、美波話の裏、というかバカ男子どもの出会いはやっぱり期待して良かったと思ったり。
    に、してもとうとう主人公、下着被ってしまいましたね…(大笑)

  • 読了。

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著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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