乙女ゲームの世界へ、ようこそ! ～薔薇色の人生を君と～ (ビーズログ文庫)

著者 : 水澤なな

• エンターブレイン (2012年3月15日発売)

作品紹介・あらすじ

平凡な女の子・綴莉の元に届いた一通のメール。妙に気になる内容に開いてみると…。翌朝目覚めた綴莉の前に、憧れの生徒会長・龍神崎柾人が立っていた。学校に行けば笑顔(中身は腹黒ドS)の王子・御園薫に迫られる-。そう、彼らは綴莉の"大好き"な乙女ゲームの攻略キャラだった。なんで現実に!?戸惑いつつも彼らと親密度を上げる綴莉だが、次第にゲームとの違いに気づき!?-。

感想・レビュー・書評

[ひろさんの感想 · 2013年12月7日]

ストーリーとしてはそれなりに楽しめた。
でも、挿絵がひどい。表紙のカラーはともかく、モノクロになるとひどい人が多すぎるね、最近。せっかくの乙女ゲーモチーフなんだから、もっとレベルの高い方が良かったなー。

[Stellaさんの感想 · 2012年6月3日]

『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ！』を乙女ゲームに変更してのスピンアウト。ゲームから出てきたキャラクター達と現実との違和が言及されない、ゲームシステムへの言及が後半にならないと出てこないなど、原作と違う部分は多いが、骨子の部分は意外なほどよく似てる。
フォロワーさんたちが「義弟に監禁BADあるで」と言ってたのがよくわかる。あれは監禁やるわ。
表紙がBLゲームっぽいデザインなのが難点。乙女ゲームは（BLゲームではないと主張するために）主人公をパッケージに出すよね。

[LUNAさんの感想 · 2012年3月24日]

面白いというか楽しい本でした！
乙女ゲームのよさを体験できつつそこから一歩踏み出して、彼らをリアルとして接していくところがよかったな。
展開や解決方法もよかった。