“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 441
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047279889

感想・レビュー・書評

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  • 今回の表紙は文学少女シリーズも含めて最も素晴らしいものだった。
    重要そうなキャラも登場して核心が近づいてきた気配ありの、ついに是光ハーレムが形成されつつありのそういうお話。もう少し過去の女を大事にするべきだと思います。

  • 第4作は朧月夜です。物語のオチはひっぱられたわりにあまりしっくりせず…なんだそりゃって感じ。でも、少しずつヒカルの死の謎が見えてきたように思いました。

  • 正直この話は素晴らしかった。
    野暮なことは言いたくない。(とてつもなく言いたいけど)

    先が気になって仕方がなかった。ドキドキした。

    月夜子に対しては、私は同情する。胸が痛む。
    一朱はもちろんのこと、ヒカルにも一発殴ってやりたい。
    やっぱりヒカルは嫌いだ。これは一巻から変わらない。
    そして是光には幸せになってもらいたい。これも変わらない。

    月夜子が、葵が、これからどう生きていくのか、気がかりだし、そのまま幸せになれるとは思えない。
    アフターフォローをきっちりしてくれることを求める。
    まぁこのままでもいいけどね。葵の方はまだ何かありそうだし。

  • 先輩キャラの月夜子先輩。
    是光の初の先輩と呼べる人の登場だった。
    これから是光を引っ掻き回したり、凛として踊ったり、助けを呼んだり、、、
    センパイ!!って感じの人だった

  • 発売日より1ヶ月以上経ってようやく発売されたことに気づいて
    即買ってそのうちにやけ読みしてしまった。
    ちょっとこの読み方もったいない。
    それで、自分のテンションだだ下がりやったど
    もう読み出したらテンション復活。
    野村さんのあの文の綴り方、色の表現、全てが好きです。

    今回は、月夜子さんが登場で...
    月夜子さん、イラストからは想像できないくらい強くて、儚くて
    文から伝わってくる月夜子さんはどこか凛としていて...
    魅力的な女性でした。

    物語のキーパーソン「一朱」は、鳥肌が立つほど
    不気味で、奇妙で...。
    意外とこのキャラ設定好きかもしれない。

    うーん、是光の争奪戦(仮)はどうなっちゃうんでしょうか?
    でも、自分的には夕雨とのくだりがよくて
    ほかの人のことなんて考えられないなぁ。

  • 源氏物語との絡め方が本当に好き。大好きな源氏のセリフがあったことに感動。今後も楽しみ。

  • 2012 5/20読了。有隣堂で購入。
    このシリーズももう第4段、今回の「約束」の対象は兄の元婚約者で色々と悪い噂も囁かれるヒカルの「愛人」、月夜子センパイ。
    葵・帆夏と是光の恋愛事情も入り組む中で、センパイと葵の周りには不穏な気配も立ち込め・・・。

    ラスボス(?)、六条御息所もついに姿を見せたようで、色々とアツい巻。
    そして次巻はついに末摘花か・・・これをラノベでどう見せるつもりなのか、もしかするとやらないんじゃないかとすら思っていたので、否が応にも期待が高まる。

  • 葵、夕顔、若紫に続き今回のタイトルは朧月夜。
    まだ序盤といった所ですが、是光がこんな簡単に女に惹かれるなんて月夜子。なんて恐ろしい子なの。
     まぁこれからどうなっていくか私には想像できませんが、このままだと本当にハーレムエンドか修羅場でデッドエンド向きになってしまいそうです。
     

  • 最後の最後にとんでもんない番狂わせが

  • 紅い髪が印象的な優美なお姉さん、月夜子さんが今回の中心。是光にとっての初めて先輩となった月夜子さんの葛藤とそれを乗り越えた姿が美しくて素敵です。野村さんの心理描写の巧さを再認識しました。そしてどんどん可愛くなっていく帆夏ちゃん。男気と純粋さで着々と女の子を落としていく是光が心配だけれど、やっぱりこの二人には本当に幸せになってほしいです。でも葵ちゃんにも何か救いがほしいと思っちゃうな。それと短編の紫織子ちゃんも狡猾さは失わずに素直になっててほのぼのしました。次巻の末摘花も楽しみです。

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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