(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できずに新婚旅行!?- (ビーズログ文庫)
- エンターブレイン (2013年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047287242
作品紹介・あらすじ
「新婚旅行に行かないか?」-とある事情で身代わり花嫁中のフェルに、突然鬼畜な策略家の旦那様・クロウが言い出した。彼とは離婚大前提の(仮)結婚なのに冗談じゃない。と抵抗するフェルだったが、どうやら旅先にはクロウの"陰惨な過去"が関与しているらしい。仕方なくラブラブ夫婦を装うフェルにさらに襲いかかったのは…げっ、旦那様と同じ寝台!?フェルのニセ新婚生活第3弾。
感想・レビュー・書評
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呪毒の黒幕を探るため、少数民族のティカル地方を、新婚旅行と称して、クロウとフェルが訪れることになる。まるでトルコのパッカドキアみたいなところなのだが、フェルはここでの騒動でも、立ち入り禁止の聖域に突撃したり、カイから渡された花火を使ったりと大活躍する。その一方で、離婚離婚と言いながら、クロウに惹かれていくフェルなのでありました。主人公のフェルが相変わらず魅力的。そうそう、クロウの兄の第一王子も登場するが、変態ぽいのが面白い。
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#読了
うわぁ!うわぁ!2人の距離が少しずつ近づいてるような、でも近付けないからもどかしい距離感がなんとも…っ!笑
キャラ読みしてしまいますね!!! -
時折思い出したように病弱設定を持ち出してくるが、基本的に忘れてる。恐らくラナさんも忘れてる。
葛藤しているのは本人たちだけで、周りは普通に認めてるという構図もなかなか面白い。
しかし変態が多いな、この人の周り。 -
話の筋、ノリはとても楽しく面白い。
文体が飛ぶことがあり、多少読みにくく、また使ってる日本語もあまり品位がないものをシーンやキャラに関わらず突然使ってくるのが作品全体の残念なところ(あと誤植が多い)。
ただ、その弱点を十分補うキャラの魅力、ストーリー、勢いがあります。(*^^*)
上記の弱点に目が伏せられる方、おすすめです★ -
ひたすらに離婚を迫る花嫁に、新婚旅行を提案する花婿。
とはいえ、ものすごく陰謀渦巻く新婚旅行でした。
そしてハイテンションお兄ちゃん登場☆
国政が絡んでこなかったら、どこまでもひたすらに
うっとおしいお兄さん、で終了ですね。
オンオフスイッチ見事です。
今回は最初にメイド姿が出てきただけで終了。
さすがに旅行先でいないはずのメイドがいたら
恐ろしいまでに怪しいですし。
伝わる伝説とか神話とかおとぎ話とか
もうちょっと聞きたいと思ったり。
確実に本編と関係ないでしょうがw
いやしかし、今回ちょっぴり最後のラブがアップ。
この新婚生活どうなるのでしょう?
そういえば、どうして半年も清い生活してるのか、の
疑問も解けました。
確かにそう言われればそうですね…。
王族にとって、そこ重要。 -
身代わり花嫁シリーズ第3弾。
前回の毒を調べるという建前で、新婚旅行きちゃったフェル。
旅先ではクロウの辛い過去が見え隠れして、クロウの長兄が登場。
長兄は天才型で、変人で、裸族で、腹黒い感じですね!
クロウが膝枕をフェルにさせたり、クロウへの差し入れが『御供え』になったりと前半はコミカルでやばかった。
後半はクロウの過去もあって鬱々になりがちなとこを、吹き飛ばすフェルがやっぱり好きだなぁ。
っていうか、最後。寝床でのクロウが大変なことになってて悶えました。
フェルが恋心を自覚しはじめたので、次の巻が楽しみすぎます。
あと、第3弾でようやくカバー裏に気づきました。温泉入ってる人がいるんだけどww
弾二弾のカバー裏もおもろいww -
冒頭から、微妙にすれ違っている二人の会話が楽しい。
離婚できずにどんどん深みにハマってます。
いい感じに、気持ちを自覚しはじめたフェル。
偽物であることも、身分差もふくめて、手放せないと切なさが滲みでてきたクロウ
呪毒の元になる成分の鉱山での事件の顛末の巻です。
それにしても、山下ナナオさんの絵は、恥じらうフェルは可愛らしいのだが、男子のドヤ顔がうさんくさいヨネ。
と思っているのは私だけか?
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2843.html