- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047289765
作品紹介・あらすじ
無駄に溢れる才能を持つ(勉強を除く)高橋。彼は孤高を気取り、王道学園生活から目を逸らしてきた結果、ぼっちのまま二年生となってしまった。そんな彼の下へ千載一遇のチャンスが訪れる。完璧な(性格を除く)美少女・佐藤が現れ、自らを生徒会長にすべく、才能を活かして暗躍するよう高橋に要請したのだ。そのために偽りの部活"高橋部"を得た彼は彼女をサポートしつつ、真の学園生活を取り戻す決心をする。恋もない友情もないロストピース学園コメディ!
感想・レビュー・書評
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天才馬鹿の主人公と腹黒ヒロインが
ニンジャ(カタカナ)とか迷探偵とかと一緒に暗躍するコメディ
中途半端に深刻ぶるのでなく
一貫して馬鹿を通すところがすがすがしい
キャラクタ設定は良いのだけれど
展開が充分使いきれていないところあたりはっきり力不足だが
(例えば『ニャル子さん』などがキャラが良いのに話がつまらない典型か)
『カマタリさん』とかこういう変な小説こそ
ライトノベルならではこそのものなので頑張っていただきたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この作者さんの作品は初めてですが
短めの話の集合で色々な仕掛けがあり非常に楽しめました
お気にのキャラは宮入です -
天才少年が高校でデビューを失敗.
1年間ボッチで過ごす.
で,高校2年の春.
変人に声を掛けられる.
というわけで
・変人娘とのボーイミーツガール?
・部活がなければ作ればいいじゃない.
・ガールズビーアンビシャス
そんな感じで. -
万能だけどぼっちの高橋くんがドタバタアクション!
とっかかりが多いギャグなので笑えないってことはないと思うかなーと -
何じゃこりゃ。風変わりなものを書こうとしたら風変わりなものができました、という感じ。主人公とヒロインの性格が嫌すぎる。主人公はなんでもできる小天才だけど性格は悪いしコミュ力もない。ヒロインは顔は可愛いのに人を利用することに躊躇いがないし口も悪い。マイナーな部活の面々も変わり者ばかり。いい奴はテンプレばりにいい奴と評価されるだけで薄っぺらい。登場人物に厚みを感じない。
どうにも評価に困る。登場人物の誰にも共感できないし魅力も感じない。嫌な奴だと読者の嫌悪感を煽るでもなく心に全く響いてこない。最後まで読めたのでつまらなくはないんだろうけど、どこを褒めよう。