オーバーロード5 王国の漢たち [上]

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047292598

感想・レビュー・書評

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  • 「いまだ一人だからかな……」
     アインズは寂しげに笑った。
     もちろん、心を持ったNPCがいるのに、一人などというのは彼らに悪いだろう。ただ、こうも思うのだ。守護者たちの望む、アインズ・ウール・ゴウン、至高の四十一人のまとめ役を演じるために、鈴木悟を殺しているのかもしれない、と。
    (P.138)

  • 視点が王国のひとたちに向いていて面白かったな。
    セバスさんの特異性も浮き彫りになった感。
    困難を乗り越えるのが楽しいんだよなあ。

  • えっ、ちょっとセバスさん!どうしたの?なんなの?!と、首を傾げる回でした。でも彼を作ったマスターも素晴らしい。
    忘れてたけどブレインさん、シャルティアのことむちゃくちゃ記憶してるし、ここで繋がって良かった…のかな?
    あまり笑いの部分がない巻だった気はしますが、ようやくセバスの強さが分かって一安心。でも変な敵が増えてハラハラ。

  • シリーズ第五作目。
    自らの弱さに苦悩しつつも、忠誠の対象である王女ラナーのために働くクライム。
    アインズの命令により、リ・エスティーゼ王国の王都内で情報収集するセバス。
    シャルティアに惨敗し腑抜け状態で敗走してきたブレイン。

    ある日セバスが瀕死の女性を救ったことで問題が発生し、そして三人は裏社会を
    牛耳る組織『八本指』に共に立ち向かうことになり…


    まず感じたこと。「また風呂敷が広げられたなー」
    前作のリザードマン編同様、アインズの直接の活躍は無し。
    今後のアインズの活躍の凄さを引き立たせるために用意されたような話。

    ただし!それが面白い。
    王国戦士長であるガゼフやガゼフに匹敵するブレインには遠く及ばず、
    才能すらないが、そのひたむきさにより自らを成長させるクライムの姿は
    こういう物語では普通は主人公だよなー。
    彼の葛藤もしっかりと描かれているし、セバスやブレインに出逢ったことで
    「もしかして覚醒するのか?」なんて期待も出てきたりして。

    さてさて、次作は王国編の下。
    本気で逆襲してくる八本指との戦いはどう展開するのか。
    そして、セバスの行く末は・・・?

  • 10/末読了

  • アインズ様お金(外貨)がない!!と困ってるけどソレは置いといて(笑)
    王都に蔓延る巨大裏組織《八本指》。
    セバスがゴミ袋に入れられ捨てられた女性を拾った事から
    八本指に目を付けられるが……。

    シャルティアの強さに恐怖、
    抜け殻のようなってしまったブレイン。
    悲惨な生活の頃、リ・エスティーゼ王国ラナー王女に拾われ
    忠誠と恩義と恋心を抱いてる兵士クライム。
    ソリュシャンお嬢様とその執事として
    王都に潜入しているセバス。
    この3人が9月3日に交わる時、物語がまた一歩進む(。+・`ω・´)キリッ 
    この交わり具合が凄い!!

  • ナザリック一の良識人である(と思われる)老執事のセバスが主人公となる第5巻。

    潜入調査ということで、おおっぴらに動けない制限があり苦悩するセバスがもどかしくも印象的でした。ゲスな小物相手に苦汁をなめさせられるシーンとか特に。そういうシーンがあってこそ、クライマックスの逆転するシーンでカタルシスが得られるわけですが。

    あと、裏の主人公は3巻で醜態を演じたブレインさんですね。そういえばこの世界基準では強い部類の人だったことを認識できてよかったです。

  • オーバーロードの書籍版ももう5巻目。
    この本も結構、ネット小説の中身とほとんど同じ感じだけど、悪役がかなり具体的に出てきたのと、シャルティアに吸血鬼にされなかったブレインが、クライムと組んで敵地に乗り込むとか、なかなかいいキャラとして出てきました。
    この巻はちょっと、ワクワクドキドキって感じではないけど、この後たぶん、デミウルゴスと蒼の薔薇の対決くらい派手な戦闘シーンがあると期待しています。著者後書きによると、次巻はネットとは全然違うオリジナルだそうではありますが。楽しみです。

  • セバスチャンすてき。

  • 王都編。
    最初のほうは退屈だったが後半、物語が動き出し面白くなってくる。
    裏がありそうな後編が楽しみになる。
    あいかわらず、終わり方がズルい。

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