おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年6月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047297104
作品紹介・あらすじ
王の専属騎士集めも折り返しとなり、未来の女王に欠かせない"夫"を探すことに決めたレティーツィア。目を付けたのは"勇敢なる大艦隊"総司令官に就任したばかりのナパニア国第六王子・ソレス。彼に会うため騎士達とナパニアの客船に乗り込んだレティだが、そこには奔放な王子との"劇的な出逢い"が待っていて…!?人懐っこい王子サマにあのレティが振り回される(!?)最強女王伝説第9弾!
感想・レビュー・書評
-
レティは夫候補の若きナパニア国大艦隊総司令官ソレス王子に会いに行くが、太陽のように明るく天然の王子に振り回される。しかし、王子は麻薬密輸の疑いで拘束されて裁判に掛けられてしまう。さて、どうするというところで、圧巻の展開になる。自ら弁護士となって無罪を勝ち取るのだが、この行為も、自分では将来のためと言い聞かせているが、生来の人の好さから来ていて、それが相手にとっては「ひとたらし」になってしまうのだ。恋というのは「相手に自分を見て欲しいと思うこと」と定義ぽい言葉が出てくるが、そうなるとレティはまだまだだね。まあ、まだ17歳(なんと!)だから。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソレス王子、ナイスキャラでした
2017.10.22 -
このシリーズはずっと安定して★4つだと評価してたのですが、ソレル王子が素敵で★1つ追加しました。
-
ソレス王子素敵ー!
能天気で無能なように見せて、本当は誰よりも周りを見てる賢い人、好き…。
レティの代わりに私がソレスと結婚したい。 -
ダラダラした男子からの甘い攻めの展開に期待と、そんなのレティ様じゃない!と反発半分。
しかし、早々にもソレス退場で、後半は、やっぱり結局カッコいいレティ様
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3925.html -
一巻から九巻までの感想をまとめて!
まず楽しめました。久しぶりにラノベで当たった! と思いましたよ。このところ、新しい作品は駄目なものに当たることが多かったので、楽しかった。
世界観、登場人物の造形。レティの騎士選びも八犬伝のようで面白い。
このままぶれないで、最後まで完走してくれることを切に祈る! -
今回ばかりはソレス王子の楽しいキャラが立っていて、「主役張れるんじゃない?」と思ったりしてデュークが少々食われてた(笑)。ザイーツ副船長の正体には驚きました。ここでこうストーリーに絡ませて登場させるとはなかなか手が込んでます。本人の与り知らぬ所で、教育制度についてレティに勝手に闘志を燃やされるノーザルツ公、名前だけの登場だったし、気の毒でありました(笑)。