- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047298095
感想・レビュー・書評
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これまでのシリーズ中で一番面白く感じた
それぞれに思惑はあるし何というかワーカーの面々が単なる雑魚いモブで終わっていなかったところが大きいのかな、と
戦力的にはアインズ陣営が強いのは分かりきっていることで、それをどう運営していくか? が見えてきたからかなあ…?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第七作目。
バハルス帝国にて冒険者から「ワーカー」へと身を落としたものたち。
とは言え、様々な制約を嫌っただけで、汚い仕事をする奴らばかりではない。
そんな「善者」と言えるワーカーたちの元へある魅力的な依頼が舞い込む。
その依頼とは、墳墓の探索。
そう、アインズたちの拠点であるナザリック大墳墓の探索。
「え、なんで見つかったの?」ってこれまでを読んだ人なら思うよね。
私もそうでした。でも、読み進めてみて納得。
とある目的のためにアインズ側から仕掛けた罠でした。
サブタイトルだけ見ると、やっとナザリックに対抗できそうな奴らが
出てきたのか!?と期待してしまったけど、その点はハズレ。
ワーカーたちが蹂躙されていく様を読み続けていく展開なので
苦手と感じる読者も多いのではないかと。
ただ、物語全体の流れとしては必要な章なんだろうなーと勝手に推測。
さてさて、帝国との関係はどうなっていくのかな。 -
12/3読了
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突如として姿を現したナザリック大墳墓へ、「ワーカー」と呼ばれる複数の非合法冒険者チームが侵入することになる第7巻。
ウィザードリィの1作目と4作目を同時に思い起こさせるような内容ですね。
「天賦」のようなゲスい冒険者が酷い目に合うだけなら胸のすくような話なのですが、そうでない場合の方が多いので、他のワーカーたちがあまりにも哀れに思えました。特にアルシィのくだりは、残された双子のことを思うとやりきれないですね。ま、WEB版の展開では違うらしいですが。
ナザリックのモンスターとこの世界の冒険者とで、実力に圧倒的な差があるのがよく分かる巻です。上位の冒険者だろうと淡々と瞬殺されていくシーンは…なんともはや。 -
待ちに待った7巻は、帝国からのワーカーを迎え撃つ回。流れはWEB版とほぼ同じだったけど、本の方が、ページ数がある分、ワーカーの背景を長く描写してた分、最後の悲惨さが増して感じたかも。違いはブレインが僕になってない分ハムスケが活躍したのと、アルシェが死んだのくらい?あとはフールーダが、違う形でアインズさんについたことくらい?次の展開が楽しみです。
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コーヒーブレイク本。
大魔法使い「アインズ・ウール・ゴウン」が治めるナザリック大墳墓へ、欲望に目を輝かせおびき寄せられ"ワーカー"達を蹂躙する、ダークファンタジー小説の第7巻(2014/09/11発行)。
情け容赦もなく次々とナザリックに侵入した"ワーカー"達を蹂躙するのは、正にダークファンタジー真骨頂。多少オーバー・キルのようにも感じれれますが、面白い話でした。 -
帝国とのからみが始まる。
唯一の希望がリザードマン。
情報集めから一転、討ってでる予感。
人物が多くなってきたからイラストがありがたい
恐怖公はいらんけど(^_^;) -
アインズって人間やめててすでに人としての精神が壊れてるのに、変に人間臭いところを残してて、そのチグハグさが気持ち悪い。
悪人なら悪人に徹してればいいのに。
まあ、曖昧だからこそ先が読みにくくて面白い部分もあるんだけど、なんか一貫性があるんだかないんだかはっきりしないな。
善悪に関してはまあ悪っつーか極悪なんだろうけど、その割に会社経営とか上司部下論みたいなところで普通人になるから気持ち悪いんだと思う。