アオイハルノスベテ2 (ファミ通文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047300521
作品紹介・あらすじ
「世界をやり直したいと思う?」まひるの問いかけに、驚きながらも詰め寄る浩人。しかし彼女が出したのは、文化祭の成功という交換条件と、二カ月後に学校を辞めるまで待って欲しいという予想外の要求だった。その上、まひるが新たな"シンドローム"-過去を読み取る力を使えることを知り…!?かくして始まった、死ぬ気で取り組む文化祭。果たして浩人はまひるの望みを叶えることが出来るのか!?オールデイズ青春グラフィティ、想いと涙の第二巻!!
感想・レビュー・書評
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何事も死ぬ気で本気でやるのに人間関係を避けて通れるわけがないじゃない。
本気で物事に取り組めば取り組むほど、周りにいる人間と深い関わりを持たざるを得ないし、誰にも影響を与えないでいるなんてできるわけもない。
そしてそうなれば、みんなただただ笑顔でいる訳にもいかなくなるのよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
聞き覚えのある問いをしてきたクラスメイトに詰め寄るが
2か月後に、と言われる。
何故なら彼女は、2か月後にはいなくなるから。
その前の文化祭。
そして裏文化祭。
あのねちっこそうな生徒会長を出し抜いて
どう頑張るつもりなんだ? と聞きたかったですが
すごい連携プレーです。
3年生とかぶってしまった、劇の内容。
それを変える予定なのに、どう変えたのか。
何故症候群好きの彼はビデオ片手にうろうろして
クラスに届けなければならなかったのか。
ものすごい青春一直性! な仕上がりの劇でした。
あらどうしましょうw な落ちも笑えましたが
それよりも、宝物の存在。
そして、姉の存在。
一体、3年後の未来は、どこまで一緒で
どこから違うのでしょう? -
文化祭での宝探し。イイ感じ。
まひるさん…なるほどそういう方でしたか。 -
こーゆう青春グラフティ描かせたら右に出る者はいない、シリーズの続編です。
今回は文化祭を舞台にしたまひる巻。劇でのサプライズは不覚にも泣きそうになるな。あぁ…文化祭デートとか羨ましい!
葵の正体や生徒会と横須賀姉の過去やら気になるところ満載ですが、次巻でさらに動き出す予感がする。 -
『ココロコネクト』と似たテイスト。とりあえず3巻を買う気になる。
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とりあえず、1巻の評価は2巻への期待も込めて、的な匙加減だったんだけど、その期待を上回る2巻でよかった。
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主人公の思考がとにかくダサくて非モテ一直線なのに、ちゃんと最後に1発かますのが、カッコいい。あとまひるかわいい。大物が動き始めてて、うまい具合に利用されそうだけど、そううまくはいかないオーラが横須賀にはあって、他の1年生もそれを感じている、そういう舞台設定がいい。尻上がりに盛り上がりそうで、続刊が楽しみ。
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サイコメトリーまひる回。自分にはどうにもできないことであっても「殺してもいい今なんてない」と豪語する彼女の姿が眩しい