幼女戦記 4 Dabit deus his quoque finem.

  • KADOKAWA/エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047304741

作品紹介・あらすじ

愛くるしい外見ながら『悪魔』と忌避される、帝国軍のターニャ・デグレチャフ魔導少佐。南方戦線から帰還したターニャが、発令されたのは、うさん臭い『演習命令』。それは、連邦領への極秘裏の越境作戦。そこで目の当たりにしたのは、誰もが、予想だにしなかった連邦の参戦。列車砲の一弾が、開戦を告げる。帝国には、もはや勝ち続ける以外に道はない。

感想・レビュー・書評

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  • 連邦が参戦します、国家の利益が見いだせないが
    パラノイア?のためか、帝国への恐怖なのか謎だ
    アニメとの違いは首都モスコー蹂躙が査問対象に
    なった事と、友軍奪還作戦とかありサラマンダー
    戦闘団誕生と面白そう・・・だが帝国の凋落の様
    は涙がでてくるな、ろくな兵士を作り上げてない

  • オーディブルにて。

  • 次が楽しみ!

  • 著者が楽しそうだ。世界を我が手にって感じ。
    世界大戦まっしぐら。それを最初から分かっているから止めようなんて思わない、むしろできるだけ打撃を与えておきたい。
    でもそんなことは歴史を知らない他の人間には伝わらない。
    そして取り逃す。
    彼女にとって一番怖いのは、強大な戦力ではなく神への祈り。

  • 対連邦が本格スタートです。メアリーはまだまだヒヨッコ。

  • 2021/09/25-09/28

  • 「幼女」という主人公の属性(?)がある意味悪い方向にはたらき始めた巻となりました。「『幼女』戦記」なんだなあと思えてしまいました。ただ、その反面、ターニャちゃんの怖さが分かる回でもありました。

  • 異世界ミリタリー小説 第4巻 かなり読みやすくなってます。 
    今回ついに東部の連邦が動き始めます。 
    この世界では、すでに赤化が終了。 
    偉大なるヨセフおじさんと同志ロリヤの国です。 
    どこかで聞いたような名前ですね(笑) 
    デグレチャフ大隊長大活躍は言うまでも無い。 
    今回は、帝国のおじさまゼートゥーア中将とルーデンドルフ中将のやり取りがなかなか読ませます。

  • アニメの放送が終わった後に気になってアニメを見たら想像以上に面白くて小説版を手に取るのはこの巻が初めて。読んだ感想としてはターニャ中心の視点で書かれているからかあまり戦記ものを読破できない自分にも分かり易く戦況がわかり後ろに図が載っているのも良かった。また、ページの途中にちょっとした著者のユーモアあふれる用語解説が載っており読みやすかった。この巻は帝国が連邦との戦争に入っていくという流れが書かれていてなんか第二次世界大戦の日本とかドイツとかが頭に浮かぶ…(もちろんそのように書いてるとは思いますが)アニメだけ見てこれを読まないのはもったいない。

  •  相変わらず、分厚い本だなあと思うところ。シリーズを通して各巻500ページ超というのは、なかなか骨の折れる本です。

     4巻は、南方戦線から首都へ帰還して、そのまま東方戦線に送られるところからスタート。
     今年の初めに上映していた映画は、ほぼこの4巻の内容をベースにしているんですね。

     東方戦線でのデグレチャフ少佐の恐ろしいまでの反共っぷりは、常軌を逸していますね。まあ、元々ですが(笑)
     合理主義者のデグレチャフ少佐としては、徹底的なまでに非合理的な共産主義が大嫌いなのだそう。最早、執念ですね。病的ですらあります。

     今回もデグレチャフ少佐の内心と、周りの受け止めがすれ違ってますね。デグレチャフは単純に後方勤務を希望したら、三者三様の受け取り方。ズレの箇所は巻を追う毎に少しずつ減っている気がしますが。

     メアリー・スーの登場、サラマンダー戦闘団の編成と、話の転換期の4巻。

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著者プロフィール

小説家。代表作に『幼女戦記』『約束の国』『ヤキトリ』『テロール教授の怪しい授業(原作)』など。

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