幼女戦記 4 Dabit deus his quoque finem.
- KADOKAWA/エンターブレイン (2015年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047304741
作品紹介・あらすじ
愛くるしい外見ながら『悪魔』と忌避される、帝国軍のターニャ・デグレチャフ魔導少佐。南方戦線から帰還したターニャが、発令されたのは、うさん臭い『演習命令』。それは、連邦領への極秘裏の越境作戦。そこで目の当たりにしたのは、誰もが、予想だにしなかった連邦の参戦。列車砲の一弾が、開戦を告げる。帝国には、もはや勝ち続ける以外に道はない。
感想・レビュー・書評
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オーディブルにて。
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次が楽しみ!
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著者が楽しそうだ。世界を我が手にって感じ。
世界大戦まっしぐら。それを最初から分かっているから止めようなんて思わない、むしろできるだけ打撃を与えておきたい。
でもそんなことは歴史を知らない他の人間には伝わらない。
そして取り逃す。
彼女にとって一番怖いのは、強大な戦力ではなく神への祈り。 -
対連邦が本格スタートです。メアリーはまだまだヒヨッコ。
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2021/09/25-09/28
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「幼女」という主人公の属性(?)がある意味悪い方向にはたらき始めた巻となりました。「『幼女』戦記」なんだなあと思えてしまいました。ただ、その反面、ターニャちゃんの怖さが分かる回でもありました。
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異世界ミリタリー小説 第4巻 かなり読みやすくなってます。
今回ついに東部の連邦が動き始めます。
この世界では、すでに赤化が終了。
偉大なるヨセフおじさんと同志ロリヤの国です。
どこかで聞いたような名前ですね(笑)
デグレチャフ大隊長大活躍は言うまでも無い。
今回は、帝国のおじさまゼートゥーア中将とルーデンドルフ中将のやり取りがなかなか読ませます。 -
相変わらず、分厚い本だなあと思うところ。シリーズを通して各巻500ページ超というのは、なかなか骨の折れる本です。
4巻は、南方戦線から首都へ帰還して、そのまま東方戦線に送られるところからスタート。
今年の初めに上映していた映画は、ほぼこの4巻の内容をベースにしているんですね。
東方戦線でのデグレチャフ少佐の恐ろしいまでの反共っぷりは、常軌を逸していますね。まあ、元々ですが(笑)
合理主義者のデグレチャフ少佐としては、徹底的なまでに非合理的な共産主義が大嫌いなのだそう。最早、執念ですね。病的ですらあります。
今回もデグレチャフ少佐の内心と、周りの受け止めがすれ違ってますね。デグレチャフは単純に後方勤務を希望したら、三者三様の受け取り方。ズレの箇所は巻を追う毎に少しずつ減っている気がしますが。
メアリー・スーの登場、サラマンダー戦闘団の編成と、話の転換期の4巻。