トミノの地獄 2 (ビームコミックス)

著者 : 丸尾末広

• KADOKAWA/エンターブレイン (2016年5月25日発売)

作品紹介・あらすじ

トミノとカタン、悲運の双子を巡るロマネスク復讐譚の行方は…。
映画『少女椿』公開決定、GUのウルトラマンシリーズに描き下ろしイラストで参加など、さらに過激にカラフルに活躍をつづける日本漫画界の魔神、丸尾末広。そのキャリア最大の長篇となる稀代の問題作、幻想と妄想とあまりに汚れた美しさが交錯する、世界切望の第２巻。

感想・レビュー・書評

[深川夏眠さんの感想 · 2016年5月27日]

親に棄てられ親戚に虐待されて
見世物小屋に売られた二卵性双生児は
初めて優しい人たちに囲まれて
束の間の安らぎを得たものの、
引き離されてそれぞれの「地獄」を見る……。
以後続刊。

[死海文書技術研究所さんの感想 · 2016年12月24日]

第2巻も読了しました。

奇形を利用した似非宗教で過激化する汪(ウォン)の野望。そして、離れ離れになったトミノとカタン……。

この後どうなってしまうのでしょうかね。

[knkt09222さんの感想 · 2016年6月22日]

引き剥がされた双子は翻弄される。
やはり丸尾先生の構図は素敵。

著者プロフィール

1956年、長崎県生まれ。15歳で上京後、『リボンの騎士』でデビュー。漫画とイラストレーションを数多く手がける。主な作品『少女椿』『月的美人』『笑う吸血鬼』『パノラマ島奇談』や荒俣宏『帝都物語』の挿絵など。

「2018年 『丸尾画報ＤＸ　ＩＩＩ』 で使われていた紹介文から引用しています。」