税務署VS脱税者どんな善人でも税金はごまかす (角川SSC新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川マガジンズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047313811

作品紹介・あらすじ

税務署には「より多くの税金を取ってくる」という暗黙の命題がある。税務署員は、税金を誤魔化そうとする悪質な納税者を見つけ出し、追徴課税を狙っている。本書では、元国税調査官の著者が税務署はどのような手を使い、脱税を摘発しているのかを、具体的なエピソードを交えながら紹介していく。「税務署は正義の味方ではなく、税金を取ることが使命」「脱税者は様々な手口で脱税をする」-税務署員は今もあなたを見張っている…。

感想・レビュー・書評

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  • これ読むと、目をつけられたら終わりだね。そして目をつけられるのもそれぞれ時間の問題。儲かってたら目をつけられるし、ウェブに載ってるようなやり方であれば、ソッコーで見破られるね。
    僕の昔も… とか、まさかね。

  • 税務署VS脱税者 どんな善人でも税金はごまかす。大村大次郎先生の著書。税務署と脱税者がどのように闘っているのかが具体的に描かれている良書です。タイトルに「どんな善人でも税金はごまかす」とあるけれど、税金をごまかして悪質な脱税するような人はルール違反をしているのだから、善人ではなくて悪人、私はそう思います。

  • 読み物として面白い。経営者、企業の経理担当者などは読むべき本。国税調査官の考え方、仕事の一端がわかる。

  • 税務署員の経験から、脱税者を見分ける実例を上げて、書かれた一冊。脱税するケースは特殊かと思いきや、意外な職業の方まで、きっちりと脱税されているという話しには驚きと、それを見逃さず、ノルマをこなすために、不正を見抜き、徴収する税務職員の戦いは、どこまでも続くのだと理解できました。

  • 事例にあげられている脱税の手口の例が余りにも幼稚で、これなら調査官でなくても簡単に発覚するようなものばかり、一方の調査官の調査テクニックもごく一般的で、とても専門家といえる程度のものでない。
    プロ同志のスリリングな手口と摘発テクニック事例を期待するむきには失望で終わる超初心者向きの本。

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著者プロフィール

1960年生まれ、大阪府出身。
元国税調査官。主に法人税担当調査官として10年間国税庁に勤務。
現在は経営コンサルタントの傍ら、ビジネス・税金関係の執筆を行なっている。フジテレビドラマ「マルサ!!」監修。著書に『脱税のススメ』シリーズ(彩図社)、『完全図解版 税務署対策最強マニュアル』(ビジネス社)、『サラリーマンのための起業の教科書』(小学館)などがある。

「2023年 『正しい脱税』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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